2022年 TOTOジャパンクラシック
期間:11/03〜11/06 場所:瀬田GC(滋賀)
チャンスを決め切ったパターは2019年から使用 ドライバーグの優勝ギア
◇日米女子ツアー共催◇TOTOジャパンクラシック 最終日(6日)◇瀬田ゴルフコース 北コース(滋賀県)◇6616yd(パー72)
米ツアー初勝利を遂げたジェマ・ドライバーグ(スコットランド)は自身の強みを「ティショットが曲がらないこと」と話すが、今大会は平均パット数「27.25」で全体1位をマークしたグリーン上の好調さが光った。
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パターは2019年3月からイーブンロールの「ER3」を使い込んでいる。日本では2017年5月に発売されたモデルだ。ギア担当者から渡されたのが出合いのきっかけで、身長165センチと大柄ではないこともあって「ヘッドが重いものを選んでいる」と説明した。緊張感が増す最終日はわずか25パットだった。
「ほかの選手のスコアも気になっていたけど、自分としてはバックナインのプレーが鍵になった。11番でバーディを獲れて『いけるかも』と思えた」と振り返る。1m強のフックラインを沈めたドライバーグはその後、13番から15番まで5m前後のチャンスをことごとくねじ込み3連続バーディを奪取。勢いに乗った。
初めて来日したのは2014年に長野・軽井沢で行われ、スコットランド代表として出場した「世界女子アマチュアチーム選手権」。今大会は2度目の来日となった。初めて「ラーメン」を食べて「大好きになりました。日本を去る前に、もう一度ラーメンは食べたい」と勝利の美酒ならぬ、うれしい一杯を味わうと笑みを浮かべた。
<最終日のクラブセッティング>
ドライバー:キャロウェイ ローグST トリプルダイヤモンド(10.5度)
シャフト:藤倉コンポジット VENTUS RED(硬さR)
フェアウェイウッド:キャロウェイ ローグ ST MAX(3番16.5度)、キャロウェイ エピック SPEED(7番21度)
ユーティリティ:キャロウェイAPEX UW(4番23度、5番26度)
アイアン:キャロウェイ APEX PRO(6番~PW)
ウェッジ:キャロウェイ JAWS(48度、54度、58度)
パター:イーブンロール ER3
ボール:タイトリスト プロ V1x ボール