“キューティフル”パク・ヒョンギョンを日本ツアー初Vに導いた14本
◇国内女子◇アース・モンダミンカップ 最終日(29日)◇カメリアヒルズCC(千葉)◇6699yd(パー72)◇曇り時々雨(観衆1051人)
韓国ツアーで8勝を挙げたパク・ヒョンギョン(韓国)が日本ツアー史上5度目の“月曜決着”を通算12アンダーで制し、初優勝を飾った。「キューティ」と「ビューティフル」を掛け合わせた“キューティフル”を愛称に持つ26歳が、勝利への鍵に挙げたギアがブリヂストン「TOUR B」シリーズのクラブ。「(14本)全部それぞれが役割をうまく果たしてくれたと思うけれど、あえて言うのなら3番ウッドとユーティリティです」と明かした。
勝負所となった最終ラウンドの11番、ティショットで3W、残り205ydの第2打で2UTを使い、ピン奥1.5mにつけてバーディを奪った。上位勢が伸ばし合った中盤でのバーディは、1打差の接戦を勝ち抜くポイントの一つになった。
「特にユーティリティは好きなクラブの一つ。さまざまなシチュエーションに対応できるし、打ち方ひとつで変わるので」。4ラウンドのパーオン率76.39%(55/72)は全体1位。大会を通じた平均飛距離は238.625ydと飛距離が出るタイプではないため、アイアンもさることながらこの4本の活躍があった。
また、前週から使用しているスコッティキャメロンのサークルKプロトタイプのパターの役割も大きかった。韓国ツアーで2、3勝目を挙げたときに使っていたもの。「実は特別な理由はないんです。昔の記憶というか、雰囲気でタイプを替えたらよかったというか。(過去モデルが)ダメだから替えたというわけでありません」。気分転換で以前使っていたものに戻した結果、グリーン奥エッジからパターで20ydを放り込んだ9番(パー3)のバーディや、3mのシビアなパーパットを決めきる17番の一打が生まれた。
この優勝で11月末までにJLPGAへの入会手続きを行えば、来季までのシード権獲得が可能となった。本格参戦については未定だが、日本ツアーへの出場には意欲を示している。「イ・ボミ2世」とも期待される26歳の今後から目が離せない。
<最終日のクラブセッティング>
ドライバー:キャロウェイ QUANTUM ◆◆◆(トリプルダイヤモンド)(9度)
シャフト:USTマミヤ The ATTAS(ジ・アッタス)V2(重さ50g台、硬さS)
フェアウェイウッド:ブリヂストン ツアーB XD-F(3番15度)
シャフト:グラファイトデザイン Tour AD(ツアー エーディ)BB(重さ50g台、硬さS)
ユーティリティ:ブリヂストン ツアーB X-H(2番18度、3番21度、4番24度)
シャフト:グラファイトデザイン ツアーAD U(重さ60g台、硬さS)
アイアン:ブリヂストン 241CB(5番~PW)
シャフト:トゥルーテンパー スチールファイバー h-TOUR(重さ90g台、硬さR)
ウェッジ:タイトリスト VOKEY(ボーケイ)SM11(52、58度)
シャフト:日本シャフト NSプロ 950GH
ボール:タイトリスト プロV1