今夏は新型コロナにRSウイルス…森田遥が耐えて忍んだ6年間
2023年 スタンレーレディスホンダゴルフトーナメント
期間:10/06〜10/08 場所:東名CC(静岡)
森田遥の不動の3本 クラブ契約フリーでつかんだ2勝目
◇国内女子◇スタンレーレディスホンダゴルフトーナメント 最終日(8日)◇東名CC(静岡)◇6590yd(パー72)◇雨(観衆3551人)
森田遥が2017年以来6年ぶりとなるツアー2勝目を挙げた。逆転でつかんだ初優勝とは違い、今回は首位スタートからの逃げ切り。「気持ちの持ちようは難しかったけど、やるべきことをやるんだという気持ちで」最後の18ホールを走り切った。
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前半5番で2つ目のバーディを奪って以降は全てパー。スコアが動かずに「正直しんどい」という中盤以降を支えたのは、中学時代から使用するパターだった。オデッセイの「プロタイプiX #1」は初優勝を支えたクラブでもあり、「感覚が悪くなると新鮮味を求めて違うパターに替えることもあるけど、結局一周まわって戻る」という手放せない一本だ。
また、森田は2020年からクラブ契約をフリーにしており、ウッド系はピン、アイアンは住友ゴム工業(ダンロップ)、ウェッジはヨネックスと本間ゴルフの複数メーカーで構成。「こだわりというよりは、それぞれ良いところ取りをして」集まったギアだという。
自身のプレースタイルについて「一番の武器はショートゲーム」と自負する森田。ウェッジは3本で組み、48度は110yd、50度は95yd、57度は80ydと距離を打ち分けている。50度と57度の2本はパターと同じく初優勝時にも使用していたクラブ。「浮気もするけど、結局戻る。不動のクラブですね」と信頼を寄せるセッティングにうなずいた。
<最終日の使用クラブ>
ドライバー:ピン G430 MAX(9度)
シャフト:日本シャフト NSプロ レジオ フォーミュラ MB+(硬さR、45.75インチ)
グリップ:ゴルフプライド
フェアウェイウッド:ピン G430 MAX(3番15度)、ピン G410(5番17.5度、7番20.5度)
ユーティリティ:ピン G430 ハイブリッド(5番26度、6番30度)
アイアン:ダンロップ スリクソン ZX5(7番~PW)
ウェッジ:ヨネックス EZONE(イーゾーン)W501(48度)、本間ゴルフ ツアーワールド TW-W(50度、57度)
パター:オデッセイ プロタイプ iX #1
ボール:タイトリスト PRO V1x