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こだわりは33インチのパター 菅沼菜々の初優勝を支えた14本

◇国内女子◇NEC軽井沢72ゴルフトーナメント 最終日(13日)◇軽井沢72G 北コース(長野)◇6702yd(パー72)◇晴れ(観衆3051人)

プロ6年目の23歳、菅沼菜々が涙のツアー初優勝を挙げた。3打差の単独首位でスタートした最終日は3バーディ、ノーボギーの「69」。同じ最終組で回った神谷そらに追いつかれ、プレーオフにもつれ込んだが、2ホール目のバーディで勝負を決めた。

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パター以外の13本は契約を結ぶダンロップ社のクラブで統一し、ドライバーからウェッジまで最新モデルを使用している。「良いと思ったらすぐに使うし、ダメなものはダメ」と、最初に打った時のフィーリングを大事にしている。

ドライバー、フェアウェイウッド、ユーティリティの4本は2021年発売の「ゼクシオ エックス」シリーズを使用。大会3日間のドライビングディスタンスは平均266.500ydでフィールド6位。舞台が高地の軽井沢だったこともあり、アイアンも普段より10~15ydほど飛んでいたという。

正規ラウンドの18番。「どうしようかと思った」と話すグリーン右ラフからの難度の高いアプローチは、フェースを開いたウェッジのロブショットで寄せ、パーで切り抜けた。3日間のパーオン率は83.33%(45/54)で3位とショットは安定していたが、グリーンを外した場面では「クリーブランド RTX 6 ZIPCORE」が活躍した。

自身のプレーで一番のストロングポイントとして挙げたのはパッティング。パターはセンターシャフトタイプの「ピン タインC」を使用する。「気付いたらそうなってました」と、構えた際にボールと体との距離が近いのが特徴だ。「短め」という33インチを使う理由は「長いとお腹やスカートに当たってしまうので」。こだわりの一本で初タイトルを手繰り寄せた。

<最終日のクラブセッティング>
ドライバー:ダンロップ ゼクシオ エックス(8.5度)
シャフト:三菱ケミカル TENSEI プロ ホワイト 1K(長さ45.25インチ、重さ50g台、硬さS)
グリップ:イオミック スティッキー

フェアウェイウッド:ダンロップ ゼクシオ エックス(4番16.5度、7番20度)
シャフト:三菱ケミカル TENSEI プロ ホワイト 1K(重さ50g台、硬さS)

ユーティリティ:ダンロップ ゼクシオ エックス(5番23度)
シャフト:三菱ケミカル TENSEI プロ オレンジ HY(重さ60g台、硬さS)

アイアン:ダンロップ スリクソン ZX5 Mk II(5番~PW)
シャフト:日本シャフト NSプロ ゼロス8(硬さS)

ウェッジ:クリーブランド RTX 6 ZIPCORE(48、52、56度)
シャフト:日本シャフト NSプロ 850GH(硬さS)

パター:ピン タインC

ボール:ダンロップ スリクソン Z-STAR XV

ダンロップ
発売日:2021/12/11 参考価格: 88,000円
クリーブランド
さまざまなライから安定したスピン性能を発揮
発売日:2023/03/18 参考価格: 22,000円
ピン
発売日:2021/04/09 参考価格: 40,700円

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2023年 NEC軽井沢72ゴルフトーナメント



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