ダンロップが3部門で1位 優勝ギアのシェア調査/男子ツアー編
ブリヂストンが3部門で1位 優勝ギア徹底調査!/女子ツアー編
2021/12/26 16:40
52試合が開催された2020-21年シーズンの国内女子ツアー。稲見萌寧が9勝を挙げて初めて賞金女王に輝き、古江彩佳が6勝で賞金ランク2位に食い込むなど最終戦まで盛り上がりを見せた。
全728本のクラブが優勝に貢献した計算となるが、アマチュアゴルファーが気になるのは「どのメーカーのクラブやボールがどれぐらい貢献したのか?」ではないだろうか。
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そこで全52試合の優勝ギア8部門(ドライバー、シャフト、フェアウェイウッド、ユーティリティ、アイアン、ウェッジ、パター、ボール)から各メーカーのシェアを調べてみた。ブリヂストンがボールなど3部門で1位に入った。※割合の小数点以下は四捨五入。
ドライバー:キャロウェイが18本
ドライバーは稲見萌寧も使用するキャロウェイが35%で1位につけた。古江彩佳のブリヂストン21%、小祝さくらのダンロップ19%と賞金ランクトップ3の使用ギアがそのまま反映された。
<ドライバーの割合 全52本>
35% 18本 キャロウェイ
21% 11本 ブリヂストン
19% 10本 ダンロップ
10% 5本 テーラーメイド
6% 3本 ピン
6% 3本 ミズノ
2% 1本 タイトリスト
2% 1本 ヨネックス
シャフト:藤倉コンポジットが4割超
ドライバーのシャフトは西村優菜が使用する藤倉コンポジットが44%と半数に迫る勢い。堀琴音が使用するグラファイトデザインと青木瀬令奈が使用するUSTマミヤが19%で並んだ。
<ドライバーのシャフトの割合 全52本>
44% 23本 藤倉コンポジット
19% 10本 グラファイトデザイン
19% 10本 USTマミヤ
8% 4本 三菱ケミカル
4% 2本 セブンドリーマーズ
2% 1本 イミドアンドサン
2% 1本 ピン
2% 1本 ヨネックス
フェアウェイウッド:ダンロップが約3割
フェアウェイウッドは勝みなみが使用するダンロップ29%、申ジエ(韓国)が使用するキャロウェイ22%、三ヶ島かなのブリヂストン18%となった。
<フェアウェイウッドの割合 全106本>
29% 31本 ダンロップ
22% 23本 キャロウェイ
18% 19本 ブリヂストン
10% 11本 テーラーメイド
8% 9本 ピン
8% 8本 ミズノ
3% 3本 プロギア
2% 2本 本間ゴルフ
ユーティリティ:ダンロップ+ブリヂストンで過半数
ユーティリティは稲見が使うダンロップ29%、吉田優利が使うブリヂストン27%と2メーカーで過半数を占めた。
<ユーティリティの割合 全95本>
29% 28本 ダンロップ
27% 26本 ブリヂストン
17% 16本 キャロウェイ
11% 10本 ピン
7% 7本 テーラーメイド
4% 4本 タイトリスト
4% 4本 ヨネックス
アイアン:ブリヂストンが4分の1
アイアンは大里桃子が使うブリヂストン25%、山下美夢有のダンロップ19%と続いた。
<アイアンセットの割合>
25% 13回 ブリヂストン
19% 10回 ダンロップ
17% 9回 テーラーメイド
13% 7回 キャロウェイ
10% 5回 ミズノ
6% 3回 ピン
4% 2回 三浦技研
2% 1回 本間ゴルフ
2% 1回 タイトリスト
2% 1回 ヨネックス
ウェッジ:ブリヂストン、タイトリストがともに2割超
ウェッジは全11メーカーと細かく分かれたが、ブリヂストン22%で1位。タイトリスト20%、キャロウェイ18%となった。
<ウェッジの割合 全138本>
22% 31本 ブリヂストン
20% 27本 タイトリスト
18% 25本 キャロウェイ
18% 25本 ダンロップ(クリーブランド)
8% 11本 ピン
5% 7本 ミズノ
2% 3本 テーラーメイド
2% 3本 本間ゴルフ
1% 2本 グラインドスタジオ
1% 2本 ジューシー
1% 2本 ヨネックス
パター:オデッセイが25本、テーラーメイドは17本
パターはキャロウェイのオデッセイが48%と約半数を占めた。女子ツアーで流行したトラス TB1 トラスヒール パターのテーラーメイドは33%だった。
<パターの割合 全52本>
48% 25本 キャロウェイ(オデッセイ)
33% 17本 テーラーメイド
8% 4本 ピン
4% 2本 ピレッティ
4% 2本 ワールド山内
2% 1本 グリッドデザイン
2% 1本 スコッティキャメロン
ボール:ブリヂストンが約半数
<ボールの割合 全52個>
46% 24個 ブリヂストン
21% 11個 タイトリスト
21% 11個 ダンロップ
10% 5個 キャロウェイ
2% 1個 テーラーメイド