2021年 富士通レディース 2021
期間:10/15〜10/17 場所:東急セブンハンドレッドC(千葉)
古江彩佳のツアー5勝目をつかんだ新ドライバー
◇国内女子◇富士通レディース 最終日(17日)◇東急セブンハンドレッドクラブ(千葉県)◇6679yd(パー72)
3日間競技の最終日は、降雨によるコースコンディション不良で競技中止となった。通算12アンダーで首位に立っていた古江彩佳と勝みなみの3ホール(16番、17番、18番)のストロークプレーによるプレーオフが行われ、バーディを1つ奪った古江がツアー5勝目を遂げた。
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16番は2人ともにパーとし、17番のパー3でバーディを奪取した。「本当にたまたまだと思います」としながらも、5番のフェアウェイウッドで放ったティショットは真っすぐピンへと向かっていき、手前3mに着弾。ショートゲームの強さが光った。
今大会では初日から「強気で」という言葉を一つのテーマに、自らを鼓舞してきた。「やっぱり、悪いときは怖がってしまうというのが一番ミスにつながること。まずは怖がらないで打てるようにしないと狙っていけないって感じで、強気のプレーを心掛けました」
初日、2日目は平均フェアウェイキープ率が20/28(71.4%)で、パーオン率は31/36(86.1%)。プレーオフでは16番(パー5)、18番(パー4)ともにボールをフェアウェイに置いてのパーオン。「去年と比べて安定性と言われるとまだ劣っているかなと思うけど、いい状態には戻ってきている」とした。
7月~8月に海外メジャー2試合の遠征を戦った後、9月「住友生命 Vitality レディス 東海クラシック」から1Wを今年秋に発売された「B1」に替えた。「(前の1Wを)長く使っていたのと、自分のスイングが悪くて思った球が出なくなって。それなら新しいのに思い切って替えようというのが良かったかな」という判断が結実した。
ドライバー:ブリヂストン B1 ドライバー(10.5度)
シャフト:藤倉コンポジット スピーダー NX(硬さS、45.25)
フェアウェイウッド:ツアーB JGR(5番18度)、ツアーB JGR(2017年)(7番21度)
ユーティリティ:ブリヂストン ツアーB JGR HY(2017年) (4番22度)、SIM2 MAX レスキュー(6番28度)
アイアン:ブリヂストン ツアーB X-CB(6番~PW)
ウェッジ:ブリヂストン BRM(50度、54度、58度)
パター:テーラーメイド スパイダー X チョークホワイト
ボール:ツアーB XS ボール