2021年 リゾートトラスト レディス
期間:05/27〜05/30 場所:セントクリークGC(愛知)
3W抜いて4I投入 勝みなみの復調Vを支えたギア
◇国内女子◇リゾートトラストレディス 最終日(30日)◇セントクリークGC (愛知)◇6605yd(パー72)
最終組からトップを1打追ってティオフした勝みなみが逆転でツアー通算5勝目を挙げた。
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出だし1番のティショットをフェアウェイに運んでスタートを切ったが、2打目でグリーン右のバンカーに入れて“目玉”になってダブルボギーを先行させた。不穏な空気が漂いそうになったが、(1) ショットのスイングをテイクバックからフォローにかけて「大きくスイングするイメージ」と意識を変え、(2) パッティングではリズムに気をつけながら「目線をシャフトのあたりというか、ボールの手前を見るように」と徹底して、結果につなげた。
アプローチの打ち方もショットと同じようにイメージを変えて打っているといい、第3ラウンドでは58度でチップインバーディを2つ奪取するなどグリーン周りも攻略した。パッティングは4日間合わせて全体2位の「25.50」だった。
今大会では3Wを抜いて4Iを投入した。最終18番(480yd/パー5)など2オンを狙えるロングホールで「(2打目が)飛距離的に4Iとかで狙える位置だったりする。4Iか4UTで迷う距離だった」という。
トレーニングに励んで1Wの飛距離は「260ydぐらい」まで振れるようになったという勝は3Wを「230yd」、4UTを「200ydちょっと」、4Iを「185yd~190yd」と使い分けている。6月3日開幕の「全米女子オープン」(カリフォルニア州オリンピッククラブ)に向けてもバッグには4Iを入れていく予定だ。
<最終日のクラブセッティング>
ドライバー:スリクソンZ785(10.5度)
シャフト:三菱ケミカル ディアマナ B50(硬さS、45.25インチ)
フェアウェイウッド:スリクソンZX(5番18度)
ユーティリティ:スリクソンZX(4番22度)
アイアン:スリクソンZX7(4番)、スリクソン Z-フォージド(5番~PW)
ウェッジ:クリーブランド RTX ZIPCORE ウェッジ(50、54、58度)
パター:スコッティキャメロン GSSプロトタイプ
ボール:スリクソン Zスター XV