石川遼のツアー戦績おさらい
2024年 ジャパンプレーヤーズチャンピオンシップ by サトウ食品
期間:06/20〜06/23 場所:西那須野CC(栃木)
クラブ、シャフト、ボールなど“新作”が詰まった石川遼の優勝ギア
◇国内男子◇ジャパンプレーヤーズチャンピオンシップ by サトウ食品 最終日(23日)◇西那須野CC(栃木)◇7036yd(パー72)◇雨(観衆1511人)
石川遼が最終日に6バーディ、2ボギーの「68」で通算21アンダーとし、2打差逆転でツアー通算19勝目を挙げた。
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「0.1%でも優勝できる可能性を上げていくことを意識した」という石川はティショットで3Wや3UTを握るシーンが多く、緻密なマネジメントでスコアを作った。そんな戦略を後押ししたのは“新作”を積極的に投入したギア構成だ。
契約を結ぶキャロウェイのドライバーパラダイム Ai スモーク ◆◆◆(トリプルダイヤモンド)と3Wパラダイム Ai スモーク MAXは今年の新製品で、早々に投入しているが、2週前の「日本ツアー選手権」からその2本のシャフトを未発表のグラファイトデザインの「ツアーAD GC」に差し替えた。相性が良く、特に3Wは「飛距離が3ydくらい前のシャフトの時より出る。打感が軟らかくて、インパクト音が静かで、めっちゃ飛ぶようになって大好きなクラブ」と満足そうだ。
また、今週からキャロウェイの新作と見られるウェッジ「OPUS(オーパス)」(58度)も投入。「フェースに乗っている感じが強い」と言い、ティショットがロストボールになった11番で、ラフから15ydのアプローチを完璧に寄せて、ナイスボギーにとどめた。
ボールも今年3月発売のキャロウェイ CHROME TOUR(クロムツアー)X ボール。「3Wと3UTの間が30、40ydほどあって離れすぎている」と、まだセッティングに再考する余地があるものの、全幅の信頼を置くギアで1年7カ月ぶりの優勝を手にした。
<最終日のクラブセッティング>
ドライバー:キャロウェイ パラダイム Ai スモーク ◆◆◆(トリプルダイヤモンド)(10.5度)
シャフト:グラファイトデザイン Tour AD GC(60g台、硬さX、45.75インチ)
グリップ:ゴルフプライド
フェアウェイウッド:キャロウェイ パラダイム Ai スモーク MAX(3番15度)
シャフト:グラファイトデザイン ツアーAD GC(70g台、硬さX)
ユーティリティ:キャロウェイ APEX UW<2022年>(3番19度、4番23度)
シャフト:グラファイトデザイン ツアーAD UB(3番8X/4番9X)
アイアン:キャロウェイ APEX MB アイアン ツアーバージョン
ウェッジ:キャロウェイ JAWS RAW(ジョーズ ロウ)(50度、54度)、キャロウェイ OPUS(オーパス)(58度)
パター:オデッセイ ホワイトホット XG #7 H CS プロトタイプ