2022年 ~全英への道~ミズノオープン
期間:05/26〜05/29 場所:JFE瀬戸内海GC(岡山)
契約先のグリップもちゃっかりPR 「全英」行きを決めたビンセントの14本
◇国内男子◇~全英への道~ミズノオープン 最終日(29日)◇JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部(岡山)◇7461yd(パー72)
「いつも通り」のプレーを心掛けてスタートしたスコット・ビンセント(ジンバブエ)が1イーグル5バーディ「65」をマーク。通算12アンダーで並んだアンソニー・クウェイル(オーストラリア)をプレーオフで下して今季初勝利&ツアー3勝目を遂げた。
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大会2日目のパット数が「32」など「(初日から3日間は)パットを決められていなかった」が最終日は「23」だった。2021年の前回優勝時に使用していたオデッセイの「オー・ワークス ツアー DOUBLE WIDE パター」は、今年同社から発売された「TRI-HOT 5K DOUBLE WIDE パター」に変更した。
昨年の勝利で今季の“職場確保”への「焦りがない」と愛妻の出産や体調を見ながら来日したビンセントにとっては、出場3試合目での優勝となった。最終日のフェアウェイキープ率は全体2位の71.4%(10/14)。正規の18ホールは安定した1Wショットを見せた。
1Wにはスイスが拠点のメーカー、TPT製のシャフトを挿している。「とっても真っすぐに行く」とお気に入りの1本で、さらに握るところの「エリートグリップ」は「Very nice grip(とてもいいグリップ)」と自身の契約先でもある製品をちゃっかり宣伝した。契約を結ぶ前から愛用しており、「とてもソフトな感触で、手に吸い付くような感じがする」と付け加えた。
風との戦いが強いられた大会を制し、7月の海外メジャー「全英オープン」(セントアンドリュース オールドコース)に参戦するが、 「低い球」を意識して臨むという。
初めてのセントアンドリュースへ「コースについても情報を集めてから挑みたい。いずれにしてもいいプレーをしたい。自信はあります」と胸を張った。
<最終日の使用ギア>
ドライバー:キャロウェイ エピック SPEED(8.5度)
シャフト:TPTシャフト
フェアウェイウッド:キャロウェイ ローグ ST MAX(3番15度)
ユーティリティ:ダンロップ スリクソン ZX(2番18度、3番20度)
アイアン:ミズノ JPX921 TOUR(4番~9番)
ウェッジ:タイトリスト ボーケイSM9(48度、54度)、タイトリスト ボーケイ プロトタイプ(60度)
パター:オデッセイ TRI-HOT 5K DOUBLE WIDE
ボール:タイトリスト プロV1