タイガーがパットに開眼した理由は?
「1メートルを絶対外さない」ために大切なこと
「週刊ゴルフダイジェスト」(4月16日号)より
残り1メートルのパットは外したくない距離。しかし、実戦のなかではしばしば外してうなだれることも多い。もっと確実にこの距離を沈めるにはどうしたらいいのか? 飯島茜プロに教えてもらった。
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残り1メートルをカップインさせるために、いちばん大切なこと。それは狙ったところにボールを打ち出すということです。
1メートルのパットは、アドレスしたときにカップが視界のなかに入ります。すると頭や体が動いて、フェースの向きが狂い、プッシュアウトや引っかけのミスが出やすいのです。
ですから、私はどんなに短いパットでも、目印になるような色の変わった芝などのスパットを見つけ、そこに真っすぐ打ち出すようにしています。ボールの少し先にスパットを見つけたら、あとはスパットに球を打ち出すだけ。そこに集中することで、「入れたい」という気持ちからくる力みや、不安を取り除き、シンプルにストロークしやすくするのです。
「ライ角どおりにアドレスする」「頭は絶対に動かさない」「一定のリズムでストロークする」、この3点が狙ったところに打ち出す(球を真っすぐ打ち出す)ためのセットアップとストロークのコツになります。これを身につけるだけでも、ショートパットの入る確率はアップすると思いますよ。
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シンプルかつ基本的なことではあるが、こうしたことが守れずに失敗を繰り返してしまうケースは多々。これからゴルフの本格シーズンに入る今こそ、改めて心がけたいポイントだ。
●飯島茜
ツアー通算6勝。オフにパッティングを含めたショートゲームの精度を上げ、充実のキャンプをおくったとのこと。ツアー7勝目を狙う
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