中国のゴルフ事情って?
日中韓・台湾のジュニア大会開催、中国も本気に
2013/01/22 18:55
「週刊ゴルフダイジェスト」(2月5日号)より
去る1月13日から14日かけて、日本で初めて、ジュニアだけのアジア大会が沖縄を舞台に開催された。ゴルフ先進国の日本、韓国、台湾ほか、ゴルフ新興国の中国からも4人が参戦。気温20度の南国の地で、熱戦が繰り広げられた。
沖縄と台湾は、1960年代からゴルフの交流は深かった。ジュニア大会ではなかったが、毎年行われたアマチュアの対抗戦は、多くのプロが誕生するハイレベルな大会だった。
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一方、日韓のジュニア大会はちょうど1年前に初開催された。
中国は、といえば、経済発展は目覚ましいが、まだまだゴルフ新興国。中国全土で、試合にまともに出られるジュニアゴルファーは700人程度しかいないという。
しかし、2016年のオリンピックからゴルフ競技が加わることが決まると、行政が、本格的にジュニア支援に乗り出した。16の省で、体育専門学校にゴルフ部を設置し、トッププレーヤーのジュニア教育をスタートさせたのだ。
もっとも早くゴルフ部が設置された海南省のエリートが今大会に参戦した。
中国女子の部で初日トップに立った蒙霖(モン・リン)ちゃんもそのひとり。「アジアの大きな大会でいい経験ができました」
初めて海外遠征した中国の選手を強くするのも、この沖縄大会がきっかけとなる。
これからのゴルフ界を牽引するであろうアジアのジュニアゴルファーたち。今回の大会では小学校から高校まですべてのカテゴリーで日本人が優勝したが、今後はプロツアーと同様、韓国、中国、台湾のジュニアが切磋琢磨する時代になっていくだろう。
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