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日本勢トップで好発進した宇喜多飛翔 祖先は武将?「可能性はある」

◇2019トヨタジュニアゴルフワールドカップSupported by JAL 初日◇中京ゴルフ倶楽部 石野コース(愛知県豊田市)◇男子6,843yd(パー71)、女子6,130yd(パー72)

宇喜多飛翔(岡山・関西高3年)が1イーグル4バーディ、2ボギーの「67」でプレーし、4アンダー4位と日本勢トップでスタートを切った。「今日はアイアンが良かった。緊張せず、いつも通りという感じでできました。全体的にまとまっていたのでよかった」と胸をなでおろした。

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インから出て、16番(パー5)で2オンしてイーグルを奪うなど4つスコアを伸ばしたが、17番(パー4)で1打目をミスショットし、ガードバンカーに入れて寄せきれず、続く18番(パー4)ではバンカーからトップして連続ボギー。「もったいなかった」といいながらも、後半2つのバーディで帳消しにして「出来る限りのことはやった」と振り返った。

岡山県出身の「宇喜多」姓。「周りの人からよく聞かれる」と、戦国武将・宇喜多秀家の子孫かどうか真相を問われることもしばしば。宇喜多秀家は豊臣家五大老の一人で、岡山城を築城した。「最終的に分からなかったけど、祖父が途中まで調べていた。可能性はあるかな」と笑った。ちなみに、「飛翔」と書いて「つばさ」と読む名前の由来については「あまりはっきり聞いていないけど、寺か神社で付けてもらった」とか。

明日に向けて「自分のゴルフをやって、それで成績がついてきたらいい」と自然体で、個人優勝への可能性は「考えていない」と泰然自若としていた。得意クラブは「ショートアイアン」という宇喜多。大会2日目もピンに絡ませて生き抜く。(愛知県豊田市/石井操)

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