「強い覚悟で戦う」 連覇へ日本代表選手団が会見/トヨタジュニアW杯
佐渡山理莉が「67」で日本女子が首位、男子は2打差3位発進
◇2016 トヨタジュニアゴルフワールドカップ Supported by JAL 初日◇中京ゴルフ倶楽部石野コース(愛知県豊田市)◇男子6843ヤード(パー71)、女子6130ヤード(パー72)
世界6大陸、60を超える国と地域が参加して予選を勝ち抜いた男子15チーム、女子9チームによるジュニアゴルフの国別対抗戦が14日(火)に開幕した。団体戦男子ではドイツが首位に立ち、女子は3連覇(2014年はエキシビション)を狙う日本チームが単独首位で滑り出した。
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各チーム3人がプレーして、上位2人のスコアを採用する女子では、日本が昨年同様、初日から抜け出した。チーム最年少の佐渡山理莉(沖縄県立名護高1年)が5アンダーの「67」と爆発すれば、稲見萌寧(日本ウェルネス高2年)も「68」の4アンダーで続き、チームスコアを9アンダーとして2位に2打差をつけた。
7アンダーの2位は、昨年4位のアメリカ。5アンダーの3位にはアルゼンチン、スペインが並んだ。昨年、最終日に日本を猛追して準優勝となった韓国は、3アンダーの5位に続いた。
男子は、各チーム4人がプレーし、上位3人のスコアが採用されるストロークプレー方式。ドイツは、3番目のスコアがパープレーの「71」だったものの、2人が「66」、「67」と好スコアをマークし、9アンダーでトップに立った。
2位は昨年の団体2位のスウェーデンで、首位と1打差の8アンダー。3位には7アンダーに日本、タイ、アメリカの3チームが並んだ。連覇を狙う日本チームは、昨年の首位タイスタートには及ばないものの、好位置での発進となった。
男子個人は、カナダのトニー・ギルが「65」をマークして首位に立ち、日本男子トップは金谷拓実(広島国際学院高3年)の「67」で4位。ディフェンディングチャンピオンの岡崎錬(福井工業大学附属福井高3年)は「73」でプレーして34位タイと、やや出遅れた。女子個人は、アメリカのクリステン・ギルマンが「66」をマークして首位、日本の佐渡山が2位に続いた。
15日(水)には第2ラウンドが行われ、17日までの計4日間のスコアで優勝が争われる。