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「AT&Tペブルビーチ」でプロが使った道具

2014/02/10 19:05

By Jonathan Wall, PGATOUR.COM Equipment Insider

「AT&Tペブルビーチナショナルプロアマ」の歴代覇者フィル・ミケルソンは2日目の金曜日、大会の途中でパターを替えた。オデッセイ・バーサ#9(ホワイト・ブラック・ホワイト)から新しいメタルミックス-X・ミルド・バーサ#9に変更したのだ。

ネックがヒールにあるバックフェース側に膨らみを持たせたブレードパターで、シャフトは34インチ。オフセットも少しついている。これはミケルソンお気に入りのヘッド形状だ。パターには、楕円形のディンプルがフェースへ直接刻み込まれ(いわゆるメタルXロール・テクノロジー)、ボールとフェースの摩擦を増やし、ボールの回転が良くなったり、インパクト時の打音を緩和する。

ハイコントラストなバーサのデザインをヘッドに施したミケルソンのパターには、ソール部分に2つの調節可能なウェイトポートが付いている。オデッセイのツアー担当者がミケルソンにパターを提供した際のヘッドの重さは350グラムで、カスタムのプロタイプのブラックシャフト、1つ前のモデルについていたスーパーストロークスリム3.0のグリップが装着されている。

ブライアン・ゲイはR1からSLDRに変更:

PGAツアー4勝のブライアン・ゲイが、テーラーメイドのR1ドライバーに変更していきなり優勝した昨年の「ヒュマナチャレンジ クリントンファウンデーション」から1年あまり、「AT&Tペブルビーチナショナルプロアマ」ではクラブをSLDRドライバーに変更した。

だがスタンダードの460ccヘッドではなく、ゲイはより小さく、低スピンを生む430ccのヘッドで、ロフト角が10.5度のものを選択。テーラーメイドのツアー担当者は、新ドライバーは以前のものよりも力強い弾道をゲイにもたらすと話している。今大会のゲイの平均飛距離は262.3ヤード(出場選手中59番目)で、フェアウェイキープ率は65.45%だった(35位タイ)。

マイケル・トンプソンがドライビングアイアンを使用:

マイケル・トンプソンは、AT&Tペブルビーチでの強風のおかげで、クラブセッティングを調整せざるを得なかった。トンプソンは、ピンG25の3番ウッドを、ラプチャーのドライビングアイアンに替えたのだ

18度のドライビングアイアンは17-4のステンレススチールと高強度455カーペンターステンレススチールフェースを採用。重量をヘッド下部と後部に再配分し、低重心を実現している。

PINGのツアー担当クリスチャン・ペーニャによると、トンプソンはスパイグラスでのティショットと低いボールを打つためにこのクラブを加えたという。トップ20(19位タイ)でフィニッシュしたトンプソンは、フェアウェイキープ率は80%で3位タイだった。

ビッグバーサのお披露目:

ジム・フューリックスチュアート・アップルビーはペブルビーチでキャロウェイのビッグバーサ・アルファとビッグバーサ・ドライバーに替えた。アップルビーの使うアルファドライバーは実際のロフト角が9.1度で、先端を1インチカットし44.375インチとなったプロジェクトX 7.0ブラックシャフトを装着している。またバランス調整として10.5グラムのグラビティーコアの重いウェイトをクラウン側に配置している。彼の今週のフェウェイキープ率は74.55%で、10位タイだった。

「彼は構えた瞬間に良いもの(ドライバー)になるということを確信したようだ」と、キャロウェイのツアー担当マイケル・スポーサ氏は言う。「トゥ、ヒールのウェイトもあれこれ調整したのですが、結局はトゥが4グラム、ヒール部分が9グラムで落ち着きました」。

フューリックの9度のビッグバーサにはフジクラのスピーダ-6.2シャフトが装着され、シャフトの長さは44.375インチ。1.25インチ、チップ部分がカットされている。またスライドウェイトはわずかにトゥ側にセットされている。フューリックはこの新ドライバーを使い、35位タイでフィニッシュした。

ハンター・メイハンはEye2ロブウェッジを再使用:

ハンター・メイハンのPING Eye2ロブウェッジでのプレーには以前から定評がある。メイハンは、2010年に同じような溝を持つEye2ウェッジにスイッチする前、1990年以前のEye2ロブウェッジ(58度)を何年も使用。このウェッジはUSGA(全米ゴルフ協会)のルール改正の適用外のため、このクラブをPGAツアーで使うのは問題ない。

メイハンはツアーゴージ(ワイドソール)のロブウェッジを使ってきたが、ペブルビーチではEye2に変更。PINGツアー担当によると、メイハンはEye2と同じソールのツアーゴージを試したが、PGA5勝のメイハンは、自身の古いウェッジのバウンスと高いトゥが気に入っているという。メイハンのサンドセーブ率は3位タイで、単独6位と今季初のトップ10入りを果たした。

パトリック・リードは3番ウッドにスチールシャフトを装着:

パトリック・リードは3番ウッドにスチールシャフトを採用したばかり。ペブルビーチでは、トゥルーテンパーのダイナミックゴールドX100のシャフトを、ビッグバーサに装着した。スピン量を減らせる重いシャフトを探す中で、リードはチップ部を2インチカットした42.5インチのスチールシャフトにたどり着いたようだ。

カーボンシャフトではなくスチールシャフトにした選択肢は、ゲイリー・ウッドランドが昨シーズンの「ヒュマナチャレンジ」で、15度のXホット・プロ・フェアウェイウッドにX100の装着したことを思い起こさせる。キャロウェイのツアー担当によると、リードは練習場で3球打っただけで、このクラブを使うことを決めたらしい。

こぼれ話:

リチャード・H・リーはオデッセイ・バーサ・セーバートゥース(ホワイト・ブラック・ホワイト)を使い、2013年の「リノタホオープン」以来のトップ20入りを果たした。彼はキーガン・ブラッドリーが現在使っている同じく高慣性モーメントのモデルを使い、ストロークゲインド/パッティング部門で2.436の4位にランクイン。J.B.ホームズはロフト角12度の430ccヘッドのSLDRドライバーに替え、チャーリー・ウィはR1から10.5度のSLDRドライバーにスイッチした。ウィはこのドライバーの安定性と高い打ち出し角が気に入っているという。SLDRと以前使っていたドライバーを比べ、飛距離は7ヤード伸びたそうだ。ヒース・スローカムはPINGのカーステンTR・Zingパターを使用し、ダニエル・チョプラはPINGの新i25ドライバーにオリジナルのPWR 65-Xシャフトを装着し使用した。

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