金子駆大の最新14本は欧州用にアップデート 低い真っすぐが打てる「G440 MAX」に「SM11」56度をM→Dへ
◇国内男子◇東建ホームメイトカップ◇東建多度CC名古屋(三重)◇7090yd(パー71)
欧州ツアーメンバーとして今季すでに8試合(米ツアー、アジアンツアー含め)を終えた金子駆大。スポット参戦した国内開幕戦でキャディバッグの中身をチェックすると、いくつかのマイナーチェンジが見られた。
ドライバーはピン「G440MAX」がバッグイン。「あっち(海外)に行くと、風の強い試合が多くて、前のドライバーだとちょっと滑るケースがありました。ピンは低い真っすぐが打ちやすい」と、風対策にハマったようだ。「向こうはドローと相性のいいコースが多くて、やっぱりちょっとつかまるヘッドがいいんですよね」。練習日にはタイトリストの新しい「GTS2」ドライバーも試し、「スピードが出るし、めっちゃ良かったです。予選通って上位じゃなかったら、試合でも試そうかな」と今後の試合を見据えて新しいものを試すことを怠らない。
その下のフェアウェイウッドも「Qi4D」にスイッチ。3番(HL)から9番ウッドまでバッグに入れ、9番は試合によって4番アイアンと使い分けている。
アイアンはテーラーメイド「P760」が外せないが、下の番手に同社のマッスルバック「P7TW」を試していた。「ピンが奥でフォローの風になるような状況が何度かあって、そんな時に今のアイアンだと攻め切れないんですよね。スピン量が少なくて、グリーンで跳ねてしまう。球がめくれるぐらいスピンが入ってほしいんです」。出場が決まっている「全英オープン」を見据えて、すでにスリクソンの3番アイアンもテストしていた。
ウェッジは「新しくなっても、いい意味で何も変わっていない。スピン性能も変わらずで、60度もしっかりフェースに乗ってくれて打ちやすいです」と、「SM10→SM11」へ切り替えた。ウェッジのコントロールショットでも「前よりつかまって抜ける球が少なくなったのでピンを狙いやすいです」と、投入から3試合を戦い手ごたえを感じているという。
ウェッジ4本セットに一つだけマイナーチェンジがあり、56度のバウンスを「M→D」へ変更していた。DのほうがMよりバウンスを使いやすく、「ラフが深いところや距離のあるラフで活躍してくれて、バンカーでも楽。ガッと入れても、いい意味で飛びすぎない」と、こちらも世界のコースを戦う中での必要な変更だった。
契約フリーの特権を生かして、各社から自分に合うクラブを選ぶその戦略は、ベテランプレーヤー然とした貫禄すら感じさせる。23歳とは思えないゴルフに対するマネジメント力が、新たな舞台でも今季予選落ちゼロという結果につながっているのだろう。ちなみにグリップも世界での安定供給を見据えて、今週からゴルフプライドの「MCC」に変更している。
<金子駆大のクラブセッティング>
ドライバー:ピン G440 MAX(10.5度)
シャフト:藤倉コンポジット VENTUS TR BLUE(重さ60g台、硬さX)
フェアウェイウッド:テーラーメイド Qi4D(3HL16.5度、7番21度、9番24度)
シャフト:3HL=藤倉コンポジット VENTUS TR BLUE(重さ70g台、硬さX)、7W&9W=藤倉コンポジット VENTUS TR BLUE(重さ90g台、硬さX)
アイアン:タイトリスト T200(4番)、テーラーメイド P760 アイアン(5~9番)
シャフト:日本シャフト NSプロモーダス3 システム3+ プロトタイプ(硬さX)
ウェッジ:ボーケイ SM11(46、52、56、60度)
シャフト:日本シャフト NSプロモーダス3 システム3+ プロトタイプ(硬さ46、52、56度=X、60度=S)
パター:オデッセイ Ai-ONE CRUISER アームロック #7 DB
*練習日のため15本入っています