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“青ディナ”がひとまず人気? 男子ツアーで「ディナリ」シャフトを発見

◇国内男子◇横浜ミナト チャンピオンシップ ~Fujiki Centennial~ 事前(7日)◇横浜CC(神奈川)◇7207yd(パー71)

開幕前日、新しいシャフトに目がない谷原秀人が、またもや見慣れぬシャフトで打っていた。手元が白で、中間から先端が紺色。エースのツアーAD CQ(6S)と交互に打ち比べて、自分の打った球を眺めていた。

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シャフトには「DENALI」の文字。先週発表されたトゥルーテンパーの「プロジェクトX ディナリ」(8月23日発売)ではないか。レッド、ブルー、ブラックの3機種があり、谷原が打っていたのは中調子のブルー。レッドが先調子、ブラックが手元調子という棲み分けで、中でもクセの無い「青ディナ」(青マナとか青ベン的な言い方をしてみた)をプロギアの新しいドライバー「RS F」に挿していた。

そのままコースに持っていき、プロアマ戦でも新しいシャフトを試した谷原は「すごくタイミングが合う。振りやすい」と好印象だった様子。「(初日から)いってもいいぐらいなんだけど、もうちょっと打って慣らしたいかな。ちょっとだけ高さも欲しいから調整して使いたい」と今後の投入を示唆した。

ツアーでは、ディナリシャフトのブルーとブラックを試す選手がチラホラ。谷原以外では、ドライビングディスタンス2位の余松柏(台湾)がブルーの60g TXを使用。同4位の照屋佑唯智がブルーの70g 6.5を使用するなど飛ばし屋が食指を伸ばしているようだ。比嘉一貴もブラックの60g 6.5を試していたが、実戦投入するかは不明。

このディナリシャフト。タイトリストの新しい「GTシリーズ」のドライバーにレッドが純正として採用されたというから、ポテンシャルは高いのかもしれない。ちょっと気になるぞ。(横浜市保土ケ谷区/服部謙二郎)

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