「メンタルが鍛えられる」中島啓太がリンクスで2打差6位浮上 桂川有人も予選通過
◇米国&欧州男子◇ジェネシス スコットランドオープン 2日目(10日)◇ザ・ルネサンスクラブ(スコットランド)◇7282yd(パー70)
中島啓太が首位に2打差の6位で決勝ラウンドに進んだ。3アンダー13位から5バーディ、1ボギーの「66」をマークして通算7アンダーで予選ラウンドを完了。9アンダートップで並んだ世界ランキング2位のロリー・マキロイ(北アイルランド)、ジョーダン・スミス(イングランド)、トム・キム(韓国)の背中を追いかける。
初日とは真逆の方向から吹いた風に中島はたくましく向き合った。アゲンストに突き進む序盤4ホールをパーで耐え、5番(パー3)で4mを沈めてバーディが先行。「風がフォローになるところで一度落ち着きたいと思っていたらバーディを獲れた」とリズムが出た。1つ伸ばして迎えた後半はチップインで決めた16番を含む3バーディ。「予選通過が余裕でもなかったのでカットラインを見ながらのプレーでした」と慎重さも失わなかった。
主戦場のPGAツアー(米ツアー)で5月の「チャールズ・シュワブチャレンジ」から4試合連続で週末へ。「これくらい難しいリンクスで回ると、メンタルが鍛えられると思いながらきょうも回っていました」と、吐き出す息に実感がこもる。「伸ばしていきたいが、自分では2日間でボギーが1個というところを評価して粘り強くやりたい」と残り2日を冷静に見つめた。
99位から出た桂川有人は4バーディ、1ボギーの「67」で回り、2アンダーの49位に巻き返した。終盤のピンチをショートゲームで乗り越え、「緊張している場面でしびれました」と安ど。DPワールドツアー(欧州ツアー)で「KLMオープン」以来、3試合ぶりに予選通過し、胸をなでおろした。
星野陸也は「72」で3オーバー118位、金子駆大は「75」と崩れて6オーバーで139位で予選落ちした。
本大会は高額賞金(総額900万ドル=約14億4900万円、優勝162万ドル=約2億6082万円)のかかる欧州ツアーのロレックスシリーズのひとつ。有資格者を除く上位3人は、次週のメジャー最終戦「全英オープン」(イングランド・ロイヤルバークデールGC)の出場権を獲得する。