松山英樹「3年前以上の結果を必ず」 東京はプレーオフ敗退で銅メダル逃す
2024年 パリ五輪
期間:08/01〜08/04 場所:ル・ゴルフ・ナショナル(フランス)
2024年 パリ五輪【男子】
期間:08/01〜08/04 場所:ル・ゴルフ・ナショナル(フランス)
松山英樹、中島啓太が日本男子初のメダル挑戦 絶好調シャウフェレは五輪連覇なるか
◇パリ五輪 男子 事前情報◇ル・ゴルフ・ナショナル(フランス)◇7174yd(パー71)
1900年のパリ五輪で初めてオリンピック競技となったゴルフが“始まりの地”に帰ってくる。2016年リオデジャネイロで112年ぶりに復活し、2021年の東京では新型コロナウイルス感染拡大による1年延期を乗り越えた。ゴルフ競技初の3大会連続となる今回は1日(木)にスタートする男子から幕を開ける。
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舞台となるル・ゴルフ・ナショナルは、欧州大陸最古のナショナルオープン「カズーオープンdeフランス」をホストする名門。前年は久常涼が日本勢3人目の欧州ツアー優勝を飾った。2018年には欧米対抗戦「ライダーカップ」が開催され、入場者数が27万人に達するなど大いに盛り上がった。
世界ランキングに基づく五輪ランキングによって60人のフィールドを形成。予選カットなしの72ホールストロークプレーでメダルを争う。
世界ランク15位以内なら最大4人という条件をクリアして精鋭4人を送り込んできたのは米国。前回の金メダリスト、ザンダー・シャウフェレは5月「全米プロ」で悲願のメジャー初優勝を遂げ、2週前の「全英オープン」も制した。前人未到の五輪2連覇へ乗りに乗っている。スコッティ・シェフラーはリオ(ジェイソン・デイ)、東京(ジョン・ラーム)と不参加だった現役の世界ランク1位として看板を背負って臨む。
前回銅メダルをかけたプレーオフで敗れ、「3位になるためにこんなに頑張ったことはない」と悔しがったのはロリー・マキロイ(アイルランド)。6月「全米オープン」でショッキングな2位惜敗、全英では今季初の予選落ちともどかしい流れを断ち切るリベンジを決めたい。
日本代表は2大会連続の松山英樹と初出場の中島啓太。3年前は同年「マスターズ」覇者として母国開催の重圧を背負いながらプレーオフまで戦い抜いた松山は、東京の稲見萌寧(銀メダル)に続いて日本男子ゴルフ初のメダルをもたらせるか。中島はアマチュア最後の試合となった22年「世界アマ」を戦ったコースで再び日の丸を背負う。
<主な出場予定選手>
ザンダー・シャウフェレ、スコッティ・シェフラー、ロリー・マキロイ、ルドビグ・オーベリ、ウィンダム・クラーク、ビクトル・ホブラン、コリン・モリカワ、ジョン・ラーム、松山英樹、トミー・フリートウッド、マチュー・パボン、ジェイソン・デイ、トム・キム、シェーン・ローリー、ミンウ・リー、中島啓太、ホアキン・ニーマン、C.T.パン