山下美夢有が4位に浮上 日本勢9人が決勝へ 渋野日向子、馬場咲希ら予選落ち
◇米国女子◇JMイーグルLA選手権 2日目(18日)◇エルカバレロCC (カリフォルニア州)◇6679yd(パー72)
アシュリー・ブハイ(南アフリカ)とイングリッド・リンドブラッド(スウェーデン)が通算13アンダー首位で大会を折り返した。ルーキーのリンドブラッドは、この日のベストスコア「63」で首位から出たブハイに並んだ。1打差の3位にツアー10勝のミンジー・リー(オーストラリア)が続く。
12人が出場する日本勢は、9人が3アンダーのカットラインを越えて決勝ラウンドに進んだ。最上位は24位からスタートした山下美夢有。1イーグル7バーディ、2ボギーで自身の米ツアー自己ベストを1打更新する「65」をマークし、通算11アンダー4位で首位争いに加わった。
「ショットは昨日より安定していた」という納得の内容で、フェアウェイとグリーンを外したのはわずか2回ずつ。「パットもアプローチも狙い通りのイメージ通りで打てたので、スコアに繋がってくれて良かった」と小技も噛み合い、前半16番(パー5)では残り30ydの3打目をウェッジショットでカップに流し込んだ。
9位から出た岩井明愛は「69」で通算9アンダー12位に後退し、ともに15位から「68」でプレーした妹の岩井千怜、勝みなみが並んだ。同順位に世界ランキング1位のネリー・コルダ、ジーノ・ティティクル(タイ)らがいる。
畑岡奈紗は62位から「66」で通算8アンダー20位。吉田優利も104位から「66」で、竹田麗央と並ぶ通算6アンダー43位にジャンプアップした。西郷真央は「68」で通算5アンダー54位。古江彩佳は最終18番のバーディでカットライン圏内に滑り込む「69」とし、通算4アンダー61位で決勝へ。
渋野日向子は通算3アンダー74位、西村優菜と馬場咲希は通算イーブンパー110位で予選落ちに終わった。渋野は128位から「67」と巻き返したがカットラインに1打届かず。馬場は9位スタートから「78」とスコアを崩し、今季3試合目で初めて週末に進めなかった。