渋野日向子は「66」をマーク。首位に迫って最終日に入る

◇女子メジャー第2戦◇全米女子オープン presented by アライ 3日目（1日）◇ランカスターCC（ペンシルベニア州）◇6583yd（パー70）

5位スタートの渋野日向子が7バーディ、3ボギー、この日のベストスコアに並ぶ「66」をマーク。最終18番を2mにつけるバーディで締めくくり、首位に2打差の通算3アンダーに伸ばした。2019年「AIG全英女子オープン」以来となるメジャー2勝目に向けて、4位の好位置で最終日に入る。

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「一打一打に集中して悔いのないラウンドができた。7個もバーディが獲れてビックリ」と自身も驚きのプレー。「楽しみたいと思っていたけれど、ラウンド中は（緊張のあまり）吐きそうな一日だった」と張り詰めた雰囲気での首位争いを振り返る。「この位置にいると勝ちたい気持ちもすごく芽生えてくる。悔いのないプレー、見ている人に楽しんでもらえるようなプレーをしたい」と最終日を見据えた。

3位から出た笹生も4バーディ、3ボギーの「69」と1つ伸ばし、首位に3打差の通算2アンダー5位で最後の18ホールへ。巧みなアプローチでピンチをしのぎながら、21年に続く大会2勝目へ望みをつないだ。

5アンダーの首位に、渋野と同じ「66」をマークしたミンジー・リー（オーストラリア）、アンドレア・リー、ウィチャニー・ミーチャイ（タイ）が並んだ。

14人が決勝ラウンドに進んだ日本勢では、「70」でプレーした小祝さくらが通算1オーバー6位で上位をキープ。16位から出た竹田麗央が連日の「69」で回り、通算2オーバーの8位に浮上した。

3オーバー11位に山下美夢有。4オーバー14位に岩井千怜と古江彩佳。5オーバー19位に河本結、尾関彩美悠、鈴木愛。7オーバー29位に畑岡奈紗。9オーバー39位に吉田優利と西村優菜。12オーバー69位に岩井明愛が続いた。

＜上位＆日本勢成績＞
1T／－5／ミンジー・リー、アンドレア・リー、ウィチャニー・ミーチャイ
4／－3／渋野日向子
5／－2／笹生優花
6T／＋1／小祝さくら、イム・ジンヒ
8T／＋2／竹田麗央、アルピチャヤ・ユボル、李美香
11T／＋3／山下美夢有
14T／＋4／岩井千怜、古江彩佳
19T／＋5／河本結、尾関彩美悠、鈴木愛
29T／＋6／畑岡奈紗
39T／＋9／吉田優利、西村優菜
69T／＋12／岩井明愛