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「自信がついた」竹田麗央が貫禄の首位発進 凱旋の古江彩佳3打差5位

◇国内女子メジャー◇ソニー日本女子プロゴルフ選手権大会 初日(5日)◇かねひで喜瀬CC(沖縄)◇6670yd(パー72)◇曇り時々晴れ(観衆1766人)

今季5勝で年間ポイントランク1位を走る竹田麗央が、8バーディ、ノーボギー、自己ベストスコアに並ぶ「64」をマーク。後続に1打差の8アンダー単独首位で飛び出し、2週連続優勝での国内メジャー初タイトルに向けて絶好のスタートを切った。4月に続くシーズン2度目の2週連続Vとなれば、2015年のイ・ボミ(韓国)に次いで2人目となる(1988年のツアー制度施行後)。

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ベスト更新に向けて「最後バーディを獲りたかった」と最終9番(パー5)の取りこぼしを悔やんだが、パー72における女子メジャーの18ホール最少ストローク「63」(19年「日本女子プロ」3R/フォン・シャンシャン)に迫る会心のプレー。「本当にいいスタートが切れた。明日からも気を引き締めて頑張りたい」と表情も明るい。

ショット、パットともに快調な流れだった。高麗芝特有の芽が強くクセのあるグリーンには、「ターゲットを決めてしっかりヒットするように意識した。あまり神経質にならず、シンプルに考えて打ち出すように」と対応。前半15番で6m、8番(パー3)は8mと距離のあるパットも決めてスコアを伸ばした。「きょうは95点ぐらい。優勝して自信がついた。優勝する前(の状態)とは違う」と胸を張った。

7アンダーの2位にペ・ソンウ(韓国)。6アンダーの3位に岩井明愛大出瑞月。5アンダーの5位に、7月の海外メジャー「エビアン選手権」優勝後の凱旋出場となる古江彩佳が続いた。

4アンダーの6位に、5月「サロンパスカップ」でツアー最年少優勝を達成して以来の来日で、国内ツアーのプロデビュー戦となる15歳のイ・ヒョソン(韓国)、招待選手で米ツアー2勝のシャネッティ・ワナセン(タイ)、木戸愛穴井詩天本ハルカ桑木志帆横峯さくらの7人が並ぶ。

ポイントランク2位の山下美夢有は、米国ツアーを主戦場とする吉田優利勝みなみと同じ2アンダー23位。

前年覇者の神谷そら、米ツアープレーヤーの稲見萌寧は2オーバーの95位と出遅れた。

<上位成績>
1/-8/竹田麗央
2/-7/ペ・ソンウ
3T/-6/岩井明愛大出瑞月
5/-5/古江彩佳
6T/-4/イ・ヒョソンシャネッティ・ワナセン木戸愛穴井詩天本ハルカ桑木志帆横峯さくら
13T/-3/原英莉花小祝さくら岩井千怜宮里美香稲垣那奈子 ほか

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