まさかの“足し算ミス”から約2年 初優勝の準備が整った内田ことこ
2024年 宮里藍 サントリーレディスオープンゴルフトーナメント
期間:06/06〜06/09 場所:六甲国際GC(兵庫)
内田ことこが単独首位に浮上 1打差2位に大里桃子と高橋彩華
◇国内女子◇宮里藍 サントリーレディスオープン 3日目(8日)◇六甲国際ゴルフ倶楽部(兵庫)◇6526yd(パー72)◇晴れ時々曇り(観衆5958人)
今季初シード選手として臨む21歳の内田ことこが5バーディ、2ボギーの「69」で通算8アンダーの単独首位に浮上し、プロ初優勝をかけてラスト18ホールに臨む。北海道出身の“道産子ガール”は2021年のプロテストに合格。昨年「CAT Ladies」「ニトリレディス」などの4位がキャリア最高位となる。
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内田は「今年はずっと調子が悪くないのに、試合になるといいショットが打てずにいました。今日は良かったです」と納得のラウンドに。アマチュア時代の6試合を含めてツアー通算94試合目で初めて、首位で最終日を迎える。「良くない結果が続いたので、この位置で回れるのは自信になります」。心身ともに充実させ、その先にあるゴールを目指す。
1打差2位はともに98年度生まれで“黄金世代”の大里桃子と高橋彩華。通算6アンダー4位に吉本ひかる、ともに「67」で回った岩井明愛と神谷そらが続いた。
大会連覇がかかる岩井千怜は首位スタートから1バーディ、3ボギーの「74」とスコアを落とし、山下美夢有、青木瀬令奈、金田久美子、小祝さくらと並ぶ5アンダー7位に後退した。
今大会では上位2人および終了時点のメルセデスランキング上位3人に、今季メジャー最終戦「AIG女子オープン(全英女子)」(8月22日開幕/スコットランド・セントアンドリュース オールドコース)の出場権が付与される(いずれも有資格者を除く)。
<上位成績>
1/-8/内田ことこ
2T/-7/大里桃子、高橋彩華
4T/-6/吉本ひかる、岩井明愛、神谷そら
7T/-5/岩井千怜、山下美夢有、青木瀬令奈、金田久美子、小祝さくら
12T/-4/キム・ミンソル(アマ)、佐久間朱莉、鈴木愛、河本結、蛭田みな美、高久みなみ