伴真太郎が首位で決勝へ 宮里優作4位浮上 石川遼は予選落ち
◇国内男子◇~全英への道~ミズノオープン 2日目(30日)◇JFE瀬戸内海GC (岡山)◇7461yd(パー72)◇曇り(観衆1004人)
伴真太郎が13位から出て3度の3連続バーディによる9バーディ、2ボギーの「65」でプレー。ツアー初優勝へ通算11アンダー首位に浮上した。
残り115ydの2打目をピンそば2mにつけた1番から3連続バーディ発進。5番から2回目の3連続を決めた。9番では1Wショットが池のそばの石で跳ね返り、フェアウェイに戻る幸運もバーディにつなげアウトで「29」をマーク。「リーダーボードは見ないで自分のペースを守った」と、リーダーボードをひたむきに駆け上がった。
米カリフォルニア州サンノゼ出身。日本人の父と台湾人の母を両親に持つ。プロ転向時はPGAツアーの下部であるカナダやラテンアメリカのツアーで腕を磨いた。予選会を通じて2023年から日本ツアーを主戦場にし、まずはシード初獲得を目指す29歳。「(1ラウンドで)10アンダーも出るコースだけど、(少ない)ボギーはそんなに悪くない」と週末も攻撃的にプレーする。
同じくツアー初優勝を目指す芹澤慈眼が「67」でプレーして、通算10アンダー2位。ソン・ヨンハン(韓国)が通算9アンダー3位で続いた。
13位から出た宮里優作は「68」で回り、大西魁斗、佐藤大平、永野竜太郎、阿久津未来也、米澤蓮、石坂友宏とともに通算8アンダー4位に並んだ。
首位から出た今平周吾は「75」とスコアを落として通算4アンダー33位に後退した。前週優勝の清水大成は通算2アンダー55位。
石川遼は通算イーブンパー82位で予選落ちを喫した。
有資格者を除く上位3人に7月の海外メジャー「全英オープン」(北アイルランド・ロイヤルポートラッシュGC)の出場権が付与される。
<上位成績>
1/-11/伴真太郎
2/-10/芹澤慈眼
3/-9/ソン・ヨンハン
4T/-8/宮里優作、佐藤大平、永野竜太郎、阿久津未来也、米澤蓮、大西魁斗、石坂友宏
11T/-7/スコット・ビンセント、河本力、堀川未来夢、細野勇策、武藤俊憲、杉原大河、前田光史朗
