岩崎亜久竜と今野大喜が首位スタート 石川遼は5打差36位
◇国内男子◇中日クラウンズ 初日(1日)◇名古屋GC和合C(愛知)◇6557yd(パー70)◇晴れ(観衆4451人)
和合を吹き抜けた強風がフィールド全体の停滞を招き、出場105人でアンダーパーはわずか11人。岩崎亜久竜と今野大喜がともに「67」でプレーし、3アンダー首位で発進した。4バーディ、1ボギーの岩崎は昨年8月「KBCオーガスタ」、5バーディ、1ボギーの今野は2021年「バンテリン東海クラシック」以来の首位発進となる。
岩崎は「後半はすごくプレーしにくかった」と早朝スタートながら風の影響を受けたが、2アンダーで折り返した後半アウトも1つ伸ばして完走した。「ボギーを打たないことだけを意識して、あまりピンを狙いすぎないように意識しながらやったのが良かった」というマネジメントも奏功。過去2回の出場は予選落ちを喫しているコースだけに「まだ初日。あしたからも集中して優勝できるように頑張りたい」と気を引き締めた。
2アンダーの3位に2022年大会を制した稲森佑貴、長野泰雅、ジュビック・パグンサン(フィリピン)の3人。1アンダーの6位に地元・愛知県出身の金子駆大、57歳の谷口徹、上井邦浩、岡田晃平、発多ヤマト、ソン・ヨンハン(韓国)の6人が続いた。
前週の「前澤杯 MAEZAWA CUP」でツアー初優勝を飾った小西たかのりは「70」でプレーし、17年大会を制した宮里優作、河本力、木下稜介らと並ぶイーブンパー12位。
大会連覇のかかる米澤蓮、2010年優勝の石川遼は「72」で回り、2オーバー36位でスタートした。
昨年「日本アマ」を最年少で制した愛知県出身の16歳、アマチュアの松山茉生(福井工大福井高)は「75」で5オーバー75位。2月に出場した米下部ツアーで故障し、今週が国内ツアー今季初戦の蝉川泰果は「76」で6オーバー82位と出遅れた。
<上位の成績>
1/-3/岩崎亜久竜、今野大喜
3T/-2/稲森佑貴、長野泰雅、J.パグンサン
6T/-1/金子駆大、谷口徹、上井邦浩、岡田晃平、発多ヤマト、ソン・ヨンハン
12T/0/宮里優作、河本力、木下稜介、小西たかのり、浅地洋佑、S.ノリス ほか