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小木曽喬が2勝目へ自己最少「63」スタート 3週連続Vかかる平田憲聖は43位

◇国内男子◇ANAオープン 初日(12日)◇札幌GC 輪厚C(北海道)◇7066yd(パー72)◇晴れ(観衆1730人)

27歳の小木曽喬が9アンダー「63」で単独首位発進を決めた。1イーグル8バーディ、1ボギーでプレー。「63」は2019年「関西オープン」最終日、22年「ゴルフパートナー PRO-AM」初日(7アンダー)と並ぶツアー自己ベストだった。

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4つバーディを奪って迎えた後半10番で小木曽はトラブルに見舞われた。1Wでのティショットを左に曲げ、深いラフで球が見つからずロストボールに。不運にも「結構落ち込みましたけど、まだパー5が2つあると思った」と気持ちをすぐに切り替え、3Wで打ち直した後、5mのパットを沈めてボギーでしのいだ。

後半は12番(パー5)のチップインイーグルを決め、その後さらに4バーディ。「(紛失球が)見つかっていたら逆にもっと苦しんでいたかもしれない」と受け止め、トップに躍り出た。6月に韓国で開催された日韓共同主管大会「ハナ銀行 インビテーショナル」で初優勝。2勝目へ最高の滑り出しをみせた。

永野竜太郎が1打差2位、さらに1打差の3位で44歳の宮里優作が続いた。

岩崎亜久竜砂川公佑、前週の下部ABEMAツアー「PGM Challenge」最終日に「59」を出して優勝した下家秀琉が6アンダー4位。22年大会優勝の大槻智春、今季1勝の木下稜介ら9人が5アンダー7位で並ぶ。

日本勢では1994年の尾崎将司以来30年ぶりとなる3週連続優勝が懸かる賞金ランキング1位の平田憲聖は5バーディ、3ボギーの「70」でプレー。石川遼蝉川泰果小平智らと同じ2アンダー43位で初日を終えた。

ディフェンディングチャンピオンの谷原秀人は4オーバー116位と出遅れた。

<上位成績>
1/-9/小木曽喬
2/-8/永野竜太郎
3/-7/宮里優作
4T/-6/岩崎亜久竜下家秀琉砂川公佑
7T/-5/木下稜介大槻智春堀川未来夢上井邦浩金子駆大大堀裕次郎大岩龍一篠優希長谷川大晃

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