大槻智春

◇国内男子◇長嶋茂雄招待セガサミーカップ 2日目（12日）◇ザ・ノースカントリーGC（北海道）◇7178yd（パー72）◇曇り（観衆1347人）

首位に4人が並んでいた混戦状態から大槻智春が脱け出した。出だし10番でバーディを奪うと、その後も安定したプレーを見せて5バーディ「67」。昨年9月「パナソニックオープン」以来のツアー4勝目に向け、後続に2打差をつけて週末に臨む。

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直近3試合中2試合で予選落ちをしていたこともあり、「とりあえず予選通過が大事と思っていたので、すごくうれしい」と安どした。「昨日、今日と同じようにプレーして、それが結果につながってくれている。結果につながらないときはいくらでもある。だから、こんな感じで上にいるときに頑張れればいいかな。（優勝争いについては）明日もしっかり伸ばせたら、その時に考えます」と、ムービングデーも平常心で挑む。

10アンダー2位に、同じく首位から出た稲森佑貴、ツアー2勝の平田憲聖、初タイトルのかかるイ・サンヒ（韓国）。9アンダーの5位に、日本選手2人目のレフティ優勝を狙う細野勇策、杉山知靖、小斉平優和が続いた。7アンダーの8位に蝉川泰果、永野竜太郎、大堀裕次郎ら9人が並ぶ。

88位から出た石川遼は5バーディ、1ダブルボギー「69」で通算3アンダーの34位で決勝へ。同順位から出た金谷拓実は「72」と伸ばせずイーブンパーの83位。藤田寛之らと並び、国内ツアーでは2022年8月「KBCオーガスタゴルフトーナメント」以来となる予選落ちを喫した。

＜上位成績＞
1／－12／大槻智春
2T／－10／平田憲聖、稲森佑貴、イ・サンヒ（韓国）
5T／－9／細野勇策、杉山知靖、小斉平優和
8T／－7／小林伸太郎、大堀裕次郎、永野竜太郎、蝉川泰果、生源寺龍憲 ほか