カブレラが米シニアメジャー2週連続優勝 片山晋呉は51位
◇米国シニアメジャー第2戦◇全米シニアプロ選手権 最終日(25日)◇コングレッショナルCC(メリーランド州)◇7152yd(パー72)
55歳のアンヘル・カブレラ(アルゼンチン)が前週「リージョンズ トラディション」から2週連続の米シニアメジャー制覇を達成した。首位から出て、1イーグル4バーディ、3ボギーの「69」で回って通算8アンダー。パドレイグ・ハリントン(アイルランド)、トーマス・ビヨーン(デンマーク)を1打差で振り切った。
カブレラはレギュラーツアーで2007年「全米オープン」、09年「マスターズ」を制したが、21年には家庭内暴力などで有罪判決を受け、約2年半服役して23年8月に仮釈放された。
昨年末のQT9位で出場権を得た今季は4月にレギュラーの「マスターズ」でもプレー。シニアでは今季7戦で3勝と絶好調をキープしている。
今大会で米シニアメジャーデビューを果たした片山晋呉は47位から出て、3バーディ、6ボギーの「75」とスコアを落とし、通算8オーバーの51位で大会を終えた。