竹安俊也が2位スタート 復活V明けの浅地洋佑9位 石川遼は出遅れる
◇アジアンツアー◇インターナショナルシリーズ ジャパン presented by マオタイ 初日(8日)◇カレドニアンGC (千葉)◇7116yd(パー71)
日本で3年ぶりの開催となるアジアンツアーが開幕。31人が出場する日本勢は、7バーディ「64」をマークした竹安俊也が最上位の7アンダー2位で発進した。9アンダーで首位のルーカス・ハーバート(オーストラリア)から2打差につけ、優勝賞金36万ドル(約5200万円)を争う高額大会の2日目に向かう。
昨季の賞金ランキングはキャリアベストの26位。今季も開幕から3試合すべて予選通過と安定したプレー内容が続く。「ずっと調子が良くて、今週も上位にいけるかなというゴルフだった」と好調を継続。昨季の課題だったパットは「アドレスの形だけ」微調整を加え、練習量を積むことで改善したことも自信に。かつて主戦場にしたアジアンツアーで、ツアー未勝利の32歳が存在感を見せている。
首位のハーバートは米ツアー1勝、欧州ツアー3勝の実績を持つ29歳。2024年から世界ランキング対象外のLIVゴルフに移籍したため最新ランクは324位まで落としているが、22年には自己ベスト40位を記録した実力者だ。
6アンダーの3位に、前半5番(パー3)でホールインワンを決めたソン・ヨンハン(韓国)。5アンダーの4位に、「66」で日本勢2番手につけた今平周吾と米澤蓮、LIVが主戦場のキャメロン・トリンガーリ(米国)、ホセ・トレド(グアテマラ)、アティルジ・ウィナイチャロエンチャイ(タイ)がつける。
4アンダーの9位に、前週の「中日クラウンズ」で4年ぶりの復活優勝を遂げた浅地洋佑、杉浦悠太、アジアンツアー3勝のミゲル・タブエナ(フィリピン)が並んだ。
以下の日本勢は、3アンダー12位に永野竜太郎と佐藤大平。2アンダー26位に香妻陣一朗、稲森佑貴、前田光史朗、片岡尚之。1アンダー40位に今季アジアンツアーのポイントランキングで7位につける比嘉一貴らが続く。
石川遼は2バーディ、5ボギーの「74」とスコアを崩し、3オーバー126位と大きく出遅れた。
<上位成績>
1/-9/ルーカス・ハーバート
2/-7/竹安俊也
3/-6/ソン・ヨンハン
4T/-5/今平周吾、米澤蓮、ホセ・トレド、キャメロン・トリンガーリ、アティルジ・ウィナイチャロエンチャイ
9T/-4/浅地洋佑、杉浦悠太、ミゲル・タブエナ
12T/-3/永野竜太郎、佐藤大平 ほか