池田勇太は気合いの巻き返しで4位タイ
~プロのこだわり5箇条~ <第44回>池田勇太
<1>朝食はガッツリ
試合中に限らず、普段から朝食をしっかりと採ることを心がけている。一日の活力の源となる朝食をしっかり食べることで、脳に血液を送り、細胞を目覚めさせる。基本的に和食が多く、ご飯2~3杯は食べる。朝が弱いゴルファーって話にならないでしょ?だから朝食は大事。
<2>だらしないのは大キライ
時間にルーズだったり、約束を守らないのは嫌。プロゴルファーは移動が多いけど、荷物がスーツケースにキッチリと入っていないとダメ。最近は自分でパッキングしなくなったけど、どこに何を入れるのかも決まっているくらいだからね。チェックインをしたらすぐに荷物を出してクローゼットにしまって、「自分の部屋化」にするのがルーティン。
<3>プレーファースト
プロゴルファーとして歯切れの良いプレースタイルをギャラリーに見せたい。ゴルフは入るか、入らないかの2つに1つだから、こうだと決めたら自信をもって行動すべき。まさに「即決、即断」。時間内ならどのようにプレーしてもよいわけではなく、自分の時間をしっかりと使うためのマネジメントをしっかりしたい。自分はとりわけプレーが早いとは思わないが、歩くのは早いと思う。
<4>役に徹する
今までの人生を振り返って、その時々で自分に課せられた役に徹してきたと思う。学生時代は「ゴルフ部の部長」、ゴルフをしているときは「プロゴルファー」、そして今年からは「選手会長」。それぞれの役割を考えて、集中して思考能力を最大化する。引き出しが多くて、その都度、開けたり、閉めたりすることができるのは特技かな。
<5>オレはプロゴルファー池田勇太だ!
多くのギャラリーに自分のプレーを見てもらってナンボ。日々努力をして、技術を磨くことはもちろん、立ち居振る舞いやプレースタイルなど、「プロゴルファー池田勇太」として期待されている立ち位置を認識して、常に上を目指していく。それが一番のこだわりかな。