10打差“最下位”に優勝チャンスは? シャウフェレは54ホールで11打差逆転経験も
2024年 ツアー選手権
期間:08/29〜09/01 場所:イーストレイクGC(ジョージア州)
アクシェイ・バティアが「ツアー選手権」でミニドライバーを投入か
◇米国男子プレーオフ最終戦◇ツアー選手権 事前(28日)◇イーストレイクGC(ジョージア州)◇7490yd(パー71)
22歳のアクシェイ・バティアは年間ポイントレースのフェデックスカップランキング19位で、プレーオフ最終戦「ツアー選手権」初出場を決めた。最終戦は、スターティングストローク方式が採用されるため、バティアはランク1位のスコッティ・シェフラーと8打差で初日を迎えることになる。
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追い上げが必要な“ハンディキャップ戦”で、新たに改修されたイーストレイクGCのグリーンが近年より硬くなったことを踏まえ、彼はギアをいくつか入れ替えた。
最大の変化はキャロウェイAiスモーク パラダイムTi340ミニドライバーを加えようとしていることだ。ティショットでボールを曲げて操ることを好む彼は、このミニドライバーならコントロールされたドローをより打ちやすいと感じている。
「(ミニドライバーに変更する)可能性は高いと思う。打ち出す方向に制限があれば、僕はドローを打てるけれど、このミニドライバーがあれば、もっと簡単に曲げることができるから、いいオプションになる」
「僕は(ハイブリッドで)260ヤード打てる。3番ウッドだと、もっといい球を打てるか、逆にヒールに当たったり、大きく引っ掛けたりと一貫性に乏しくなる。だから、ミニドライバーの方がオプションが多くなるんだ。こっちの方がボールスピードが速いけど、スピン量も断然多いので、弾道の一貫性がよりタイト。それこそ正に僕の欲しているものなんだよ」
バティアは従来のキャロウェイ ローグSTドライバーも、スピードとコントロール向上のため、シャフトを藤倉コンポジット ベンタスブラックに変更している。
「こっちの方が、確実にしなりがあるように感じられる。シャフトがかなり硬く感じると、フェースのコントロールが失われてしまうような気がするんだ。少なくとも、僕にとってはそう。実のところ、速度は時速2マイルほど速くなったよ」
また、より硬く仕上げられたイーストレイクのグリーンに対応するため、ゴルフボールの変更を考えている。
「柔らかい方のボールにしようと思っている。だから、(キャロウェイ クローム)ツアーXからツアーに変えることになる。知っての通り、今週、グリーンはかなり硬いから。メジャーで優勝したいのなら、より高く、よりソフトなショットを打たなければならないのと同じだね。普段、僕の使っているボールは低スピンのボールで、1年のうち16週はこれでいいんだけど、メジャー4大会や、いくつかのシグネチャーイベントはグリーンがとても硬いからね」
「もうかなり前からボールを変えたいと思っていて、今週ほどそれに相応しい週はないだろうと思った。ボールの使用制限はないから、メジャーやいくつかのビッグトーナメントに向け、このボールに慣れるようにする感じなんだ」。
トップと8打差のスタートからリーダーボードを駆け上がるため、あらゆるオプションを駆使するつもりだ。
(協力/ GolfWRX, PGATOUR.com)