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2024年 ザ・セントリー
期間:01/04〜01/07 場所:プランテーションコースatカパルア(ハワイ州)

ジョーダン・スピースが開幕戦で新ウェッジ「SM10」投入

PGAツアーの2024年開幕戦「ザ・セントリー」を前に、タイトリストが2022年1月発売のウェッジ「ボーケイ SM9」の後継モデルで、最新の「ボーケイ SM10」について、ツアーシーディングと検証プロセスを開始した。

同社はこれまで同様、検証プロセスの段階で新デザインに関する素材、仕上げ、バウンスまたはグラインドのオプションなどの技術的な情報を明かしていない。GolfWRX.comは「ザ・セントリー」を開催するプランテーションコースでの取材でSM10を初めて確認した。

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2日の火曜日には多くの選手がSM10をバッグに入れており、その中にはルドビグ・オーベリ(スウェーデン)、トム・キム(韓国)、キャメロン・ヤングJ.T.ポストン、そしてジョーダン・スピースといった面々が含まれていた。

スピースの場合、2023年は3本のボーケイ SM9(46、52、56度)と、ボーケイ ウェッジワークス プロトタイプのロブウェッジ(60度)を使用した。彼はロブウェッジにはかなり強いこだわりを持ち、ショートゲームへの要求を満たすためにカスタムのプロトタイプを使用してきた。

しかし、2024年の初戦を前にロブウェッジなどSM10のデザインへウェッジのセットアップを乗り換えるオーバーホールを敢行。新たなロブウェッジはロフトがカスタムの60.5度、平均的なアマチュアプレーヤーが必要としない正確な数値となっている。

GolfWRX.comは「ザ・セントリー」でスピースを捕まえ、SM10ウェッジについての意見、これまで使用していたSM9及びウェッジワークスとの違いを聞いた。

「一番大きな違いは、ギャップウェッジとピッチングウェッジでのフルショットだと思う。スイートスポットが動かされたと思うんだ。より大きくなったし、フックし過ぎるショットをほぼ排除する場所に若干動かしたと思うんだけど、これが素晴らしい。左のスピンを入れるようにセットアップでき、かなりアグレッシブに狙えるね」

「それ以外では、見た目が最高だね。僕は60度にかなり強いこだわりを持っている。常に“SM”を使ってきたわけではなく、時としてプロトタイプのバージョンを使うときもあったけれど、今回はすぐにSM10にした。僕にとって、とても良い見た目になっている。(ボーケイのツアーレップであるアーロン・ディルが)僕に話してくれたことで一番大きかったのは、長めの距離を打ち始めても、異常なスピンが発生し、左へ曲がることがないということだった」

タイトリストはSM10の設計についてまだ何も公表していないが、どうやらスピースによる見た目のテストには合格し、フルショットまでの一貫性も向上しているようだ。

ボーケイ SM10について、我々は今後も追加情報が入り次第、随時レポートを更新していく。

(協力/ GolfWRX, PGATOUR.com)

情報提供:PGA TOUR

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