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2023年バターフィールドバミューダ選手権
期間：11/09〜11/12 場所：ポートロイヤルGC(バミューダ諸島)

YouTubeでフォロワー20万人超えジョージ・ブライアン4世がPGA初戦

2023/11/10 14:00

2023年バターフィールドバミューダ選手権事前ジョージ・ブライアン4世ジョージ・ブライアン4世（提供GolfWRX）

35歳のジョージ・ブライアン4世が今週の「バターフィールドバミューダ選手権」でPGAツアーデビューを飾り、初日に「69」をマーク。2アンダーの暫定66位でスタートした。弟でありPGAツアー1勝のウェズリー・ブライアンと組んだソーシャルメディアで一大センセーションを巻き起こす前、南カリフォルニア大で3度オールアメリカンに選出された実績を持っている。

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デュオでYouTubeを沸かせたブライアン兄弟は、スポンサー招待枠によって初めてPGAツアーでそろい踏みを果たすこととなった。2人は直接対決や、プロゴルファーの道を追求する舞台裏を明かす動画を公開し、YouTubeで20万人以上のフォロワーを有している。また、この2人は最近、地元南カリフォルニアのコロンビア近郊にあるゴルフコースを買収した。

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ジョージ4世は、ポッドキャスト“Talk of the TOUR”のインタビューで、「ずっと、PGAツアーの大会でプレーしたことがあると言いたいと思っていたので、これはクールな経験になると思う」と述べている。ウェズリーは2017年に「RBCヘリテージ」で優勝を遂げているが、それだけでなく、彼らの父親であるジョージ3世もまた、1999年の「全米プロゴルフ選手権」(メダイナCC)、そして2004年の「RBCヘリテージ」(ハーバータウンGL)に出場している。

さらに2人は、11月28日から12月1日にかけてジョージア州バルドスタのキンダールーフォレストGCで開催されるPGAツアーQスクールの2次予選に出場する予定となっている。ジョージ4世にとってキャリア2度目のセカンドステージとなり（彼はまだ一度も最終ステージへ進出していない）、ウェズリーは現在フェデックスカップで192位につけるため2次予選からの挑戦になる。

ジョージ4世はかつてアマチュアゴルファーとして名を馳せた存在でもあり、2010年には、その後MLBのオールスターに3度選出されることになるウィット・メリフィールドとともに、南カリフォルニア大学の年間最優秀男子アスリートにも選ばれている。

「もしPGAツアーの大会で、これまでPGAツアーの選手たちがいかに（ジョージの）ゴルフスイングが優れているかについて話をする度に1ドルずつ貰えていたとすると、僕はかなりの金持ちになっていたね」とウェズリーは述べた。

ジョージ4世の使用ギアに目を向けると、3つの異なるヘッドモデルと、3種類のシャフトで構成された複合アイアンセットに目がいく。キャロウェイのレップでありクラブフィッターでもあるジョニー・ワンダーによると、異なるアイアンを使用する理由は至って単純とのこと。

「彼はあれらで良いショットを打つんだ。『ROGUE（ローグ）ST PRO』の3番アイアン（19度）はよく飛ぶので、3番ウッドの次の番手として完璧なんだ。『APEX PRO』の4番アイアンを入れているのは、彼が『X FORGED』の4番アイアンではよく打てなかったからであり、古い方を気に入っているからさ」と、ワンダーはブライアンの複合セットについて述べた。

ジョージ4世の好みははっきりしているが、テスティングに対しては柔軟な姿勢で臨んでおり、これが彼のゲームとフィーリングに適したクラブの絞り込みを容易にしている。

実際、2022年にリリースされたキャロウェイ「ローグSTドライバー」のシリーズで寛容性の高いオプションである「ローグSTマックスドライバー」を使用している。ローグSTマックスは、低スピンの「トリプルダイヤモンド」や「マックスLS」（ロースピン）モデルに比べ、投影面積が広く寛容性の高いモデルとして設計されたヘッド。ジョージ4世に一貫性のある予測可能な打ち出し方向と、全体的な高弾道なボール初速をもたらした。ワンダーは、ジョージ4世はこのドライバーをあまりに気に入っており、今のところ替える気はないようだと述べた。