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ブレードアイアンは好きじゃない? トム・キムが使用ギアを“セルフ解説”

トム・キムは、その面白味のある人柄に、歴史的な躍進を見せるキャリアが合わさった人気選手だ。彼は10月「シュライナーズチルドレンズオープン」での優勝により、タイガー・ウッズ以降では、最年少(21歳116日)でPGAツアー3勝を挙げた選手となった。その勝利数を積み上げるのに、わずか44大会しか必要としなかったのである。

「シュライナーズチルドレンズオープン」開幕前、GolfWRX.comは会場のTPCサマリンで若きスーパースターのバッグの中身を確認した。3本のカスタムされた真新しいタイトリスト ボーケイウェッジを配備しており、このウェッジには韓国の国旗とその色合いにインスパイアされた刻印が施されていた。

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しかし、ウェッジのアップグレードを除き、頻繁にギアのテストを行うことはない。どちらかといえば、一度決めたらあとは気にしないというプレーヤーなのである。

以下は、バッグに収まったクラブと、それらを選んだ理由である。現在ストロークゲインド・アプローチ・ザ・グリーン(グリーンを狙うショット)で10位につける彼が、ブレードアイアンを使用しない理由についても明かした。

1W/TSR3
「ドライバーはTSR3を使っています。今年はずっと、これ。打った瞬間に良い感じがして、もうほとんどテストの必要はないと思いました。僕のドライバーのスタッツは今年かなり良いですね」

3W/TSi3
「3WはTSi3。わずかながら弾道が高くなりつつ、それでいてスピン量の下がるものを探していたのです」

ハイブリッド/TSR3ハイブリッド
「今週はバッグにハイブリッドを入れています。19度のTSR3ハイブリッドですね。今年のマスターズで実戦投入したのですが、かなり助けられてきました。ご存知のように、これは簡単に打てます」

ロングアイアン/T200
「3IはT200で、シャフトは(藤倉コンポジット)ベンタスブラックです。これはバッグ(クラブセッティング)の良い補強になっています」

アイアン/T100
「4番から9番にかけてはT100でプレーしています。ここ3、4年はT100を使っていますし、ことし新モデルが出ました。僕はブレードでプレーするのが好きじゃないんです。ゴルフはもう十分に難しいものだと感じているので、できる限り易しくしようと努めています」

ウェッジ/SM9
「実は今週、新しいウェッジを持っているんです。ボーケイの46度ウェッジ、53度のギャップウェッジ、そして59度のロブウェッジを使っています。タイトリストのボーケイウェッジのレップ(アーロン・ディル)が素晴らしい仕事をしてくれました。彼らは僕の母国の国旗の色合いで刻印してくれたんです」

パター/GSSブレード
「最後はこのパター。(スコッティキャメロン)GSSブレードを使っています。トップにはドットを入れ、ボトムにはラインを引いています。このパターは1年以上使っていますね。初めてこのパターを実戦で使用したのは、昨年のプレジデンツカップだったはず。それ以来、とても良い働きをしているので長いことバッグに収まってきましたし、今のところバッグから去る予定もありません」

(協力/ GolfWRX, PGATOUR.com)

情報提供:PGA TOUR

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