ニュース

米国男子の最新ゴルフニュースをお届け

この親にしてこの子あり? ジョン・デーリー2世のワイルドな3番アイアン

ボールを遠くへ飛ばすところ、フーターズとNIL契約(NIL=米国の学生アスリートが知名度・イメージ・好感度を活用して金銭を稼げる制度)を結ぶところ、さらにはアーカンソー大学でゴルフをプレーするところなど、ジョン・デーリーIIは間違いなく父親のジョン・デーリーの足跡をたどっている。

見たところ、デーリーIIはどうやら使用する用具に関しても、父親を見習っているようである。

<< 下に続く >>

メジャー2勝を含むPGAツアー5勝のデーリーが5月の「全米プロゴルフ選手権」に姿を現した際、鉛テープがてんこ盛りに貼られ、もはやそれが何のクラブであるか判別できなくなったテーラーメイド P770アイアンをゴルフバッグに入れていた。通常、ゴルファーはゴルフクラブの重量を増やすために鉛テープを使用するものだが、デーリーは82gのグリップを使用するため、重量のバランスを取るべく、ヘッドにウェイトを追加する必要に迫られたのだった。

デーリーが今週の「PNC選手権」で使用するのは、ピンのブループリントアイアンであり、このセットにはそこまで鉛テープは貼られていないものの、いくつかのクラブには、重量を追加するため、少しばかりの鉛テープが用いられている。

デーリーIIはどうかというと、ゴルフクラブのほとんどは、鉛テープの貼られていない標準的なウェイト設定となっているように見受けられる。しかしながら、3番アイアンだけは、父親が全米プロで使用したバッグから抜き取ってきたかのような見てくれとなっている。

5重の鉛テープがバックキャビティに貼られており、このアイアンが何であるかを判別するのは難しいが、見える部分のデザインから推察すると、どうやらテーラーメイドの新しいP7MCの3番アイアンであるようだ。

この親にしてこの子あり、とはよく言ったものだ。

デーリーIIのPNC選手権におけるクラブセッティングは以下の通りである。

ドライバー:テーラーメイド ステルスプラス(9度)
シャフト: プロジェクトX RDX スモーク70 6.5

フェアウェイウッド:テーラーメイド ステルスプラス(3番15度)
シャフト: プロジェクトX HZRDUS RDX スモーク80TX

ドライビングアイアン:テーラーメイド P7MC(3番)
シャフト: プロジェクトX HZRDUS 90 ハイブリッド 6.5

アイアン:テーラーメイド P7MC(4番~PW)
シャフト: プロジェクトX LS

ウェッジ:テーラーメイド ミルドグラインド 3(52、56、60度)
シャフト: トゥルーテンパー ダイナミックゴールド ツアーイッシューS400

パター:スコッティキャメロン T5W

ボール:テーラーメイド TP5x

グリップ:ゴルフプライド Zグリップ コード

(協力/GolfWRX、PGATOUR.com)

情報提供:PGA TOUR

関連リンク



あなたにおすすめ


特集

宮本卓×GDO 旅する写心
ゴルフフォトグラファー宮本卓×GDOのスペシャルコラボコンテンツ。国内外のゴルフ写真を随時更新中!!
やってみよう! フットゴルフナビ
サッカーとゴルフが融合した新スポーツ「フットゴルフ」の総合情報サイトです。広いゴルフ場でサッカーボールを蹴る爽快感を、ぜひ一度体感してみよう!

ブラインドホールで、まさかの打ち込み・打ち込まれ!!ゴルファー保険でいつのプレーも安心補償!