「タイガーみたいになれて良かった」 松山英樹がマスターズ→ZOZO制覇
2021年 ZOZOチャンピオンシップ
期間:10/21〜10/24 場所:アコーディア・ゴルフ習志野CC(千葉)
2年前の「ZOZO」ウッズのツアー82勝目達成時のギアを振り返る
松山英樹が米ツアー通算7勝目を挙げて閉幕した「ZOZOチャンピオンシップ」。2年前の2019年、初めて日本で開催された大会ではタイガー・ウッズがツアー82勝目を遂げてサム・スニードの持つツアー最多優勝記録に並んだ。その際、彼はその年の大半で使用し続けたセットで優勝をしたのだが、同年4月の「マスターズ」を制した際もほぼ同じセットだった。2019年に成功を収めたセットアップは、過去から現在に至るまでの彼のギアと同じDNAを持っていた。
プロトタイプ版のテーラーメイドMG2 TWグラインドウェッジを除いて、この時のウッズのセットアップは、人々の心を虜にした「マスターズ」の栄冠の時と同じだった。2017年にテーラーメイドと契約して以降、ウッズは大体において、同社がリリースした最新モデルのドライバーを使用してきた。M5の際も同様で、現在も引き続きお気に入りにしている三菱ケミカル ディアマナD+ホワイトシャフトを装着した。
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興味深いことにM3の5番ウッドは、何世代か前のモデルであったにもかかわらず、彼のバッグに確固とした地位を築いていた。これはおそらく、特定の飛距離を打つためであり、新しいモデルのフェアウェイウッドでは飛び過ぎてしまい、長い番手で飛距離のギャップが開き過ぎてしまうからであろう。
2年前に日本で歴史的偉業を成し遂げたウッズの当時の使用クラブを振り返ってみた。
<2019年「ZOZOチャンピオンシップ」優勝ギア>
ドライバー:テーラーメイドM5(9度)
シャフト: 三菱ケミカル ディアマナD+ホワイト 60 TX
3番ウッド:テーラーメイドM5(15度)
シャフト:三菱ケミカル ディアマナD+ホワイト 70 TX
5番ウッド:テーラーメイドM3(19度)
シャフト:三菱ケミカル ディアマナD+ホワイト 80 TX
アイアン: テーラーメイドP7TW(3番~PW)
シャフト: トゥルーテンパー ダイナミックゴールド ツアーイッシューX100
ウェッジ: テーラーメイド MG2 “タイガーMTグラインド”(56-12、60-10)
シャフト: トゥルーテンパー ダイナミックゴールド ツアーイッシューS400
パター: スコッティキャメロン ニューポート2 GSS
グリップ: ピンPP58ブラックアウト
ボール:ブリヂストン ツアーB XS
(協力/GolfWRX、PGATOUR.com)