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3日連続「63」のリードが独走状態で最終日へ

この日もカリフォルニアのコーチェラバレーで完璧なプレーを披露したパトリック・リードが、「ヒュマナチャレンジ クリントンファウンデーション」3日目を終えて独走状態に入った。

リードは3日続けて9アンダーの「63」をマークし、54ホール目までの最多アンダーパーのツアー記録を更新する通算27アンダーとし、2位と7打差で最終日を迎えることとなった。

3日目はニクラス・プライベートat PGAウェストでプレーしたリードは、最終ホールとなった9番ホールでバーディを記録。ウェッジでホールまで60センチにつけて、これを沈め、3日目は1イーグル8バーディ1ボギーというスコアを残した。

「PGAツアーで記録を樹立できるということは、自分の取り組みが正しいということ。ただ、それと同時に、54ホール目までを終えて首位に立つことよりも、最終日を終えた時の順位の方が大事とも思っている」と、リード。

23歳のリードは、1967年にゲイ・ブリュワー(ペンサコラ選手権)が、2003年にアーニー・エルス(トーナメント・オブ・チャンピオンズ)が、2010年にスティーブ・ストリッカー(ジョンディアクラシック)が、そして2009年にパット・ペレス(今回同様にラ・キンタでの試合)が打ちたてたツアーレコードを更新。ただし、ストリッカーが54ホール目までに樹立したツアー記録「188」ストロークにはあと1打及ばなかった。

パットが好調のリードは、「とにかくホールが大きく見えて、外れないと思うくらい。もしミスしたらフラストレーションが溜まってしまうよ。そのくらい今は面白いね。すべてのパットを決められると思ってしまうくらいだから」と語った。

昨年8月のウィンダム選手権で優勝したリードは、今大会3日目を終え、パー5のコースで11アンダー、パー4のコースで12アンダー、パー3のコースで4アンダーを記録している。

2位には2007年大会の優勝者であるチャーリー・ホフマンブレンドン・トッドが並んだ。ホフマンはPGAウェスト・パーマーコースで「66」を記録。トッドはラ・キンタCCで「68」とした。

ホフマンは、「出来れば7打差よりも(首位との)縮めたかった。それくらい天候は完璧だったし、グリーンのコンディションもパーフェクト。そこにバーディがあるような感覚だったから」と話した。

リードは今大会史上最多となる7打差を2位につけて、最終日を迎える。これまでの最多は1977年大会で優勝したリック・マッセンゲールで2位とは6打差からの逃げ切りだった。ただ、2位より下からの逆転劇では、1999年にデビッド・デュバルが最終日にパーマーコースで「59」をマークして7打差から逆転優勝。昨年は最終日に6打差を追ったブライアン・ゲイが、プレーオフの末に逆転優勝を飾ったという前例がある。油断は禁物だ。

逆転優勝を狙う2位のトッドは、「彼(リード)は非常に良いプレーをしている。だけど自分も昨日は9アンダーを記録したからね。常に同じメンタリティーを持ってプレーすれば、序盤から勢いに乗れる。それが彼にとってプレッシャーになると思う。好調の彼にだってボギーを記録してしまう可能性はあるわけだから」と話し、首位に圧力をかける。

リードは前半の16番パー5でイーグルを奪取。残り212ヤードの第2打を5番アイアンで1メートルにつけた。6番のパー4では残り125ヤードで50度のウェッジを使い、バックスピンで直接カップインしそうなショットを披露。最終ホール(9番)でも同じクラブでピンそばにピタリとつけた。

「(6番での)ショットとほぼ一緒。ただ、最終ホールではそこまでスピンをかけなかっただけ」と、リードは振り返る。

パー3の7番でもバーディを決めたリードだったが、パー5の8番ではアプローチをグリーン左のラフに持っていってしまい、バーディチャンスを逃した。

このミスショットについてリードは、「頭の中には6番アイアンでスリークォーター気味に打つことしか考えていなかった。まぁ、終わってみれば同じ『63』だから」とコメント。

リードの妻ジャスティンさんは現在第一子を妊娠中の為、キャディを弟のケスラー・カレンさんにバトンタッチ。毎ホール夫に付き添っているジャスティンさんは、予定日の5月最終週に出産後はキャディに復帰する予定と話している。

リードは「姉弟だから動きが一緒。今は自分達の娘を身ごもっているところだから、ロープの外にいてくれて安心しているんだ」と語る。

オーガスタ州立大時代の2010年と11年でNCAAに貢献したリードは、プロ転向後の2012年にはマンデークオリファイ(編注・大会ごとの予選会)に12回出場し、6大会で本戦に進出するなど、注目を集めた。

その時の気持ちを忘れていないというリードは、最終日を迎えるに当たり、「明日はマンデークオリファイと同じ気持ちで臨む。全員が同じ条件で挑む18ホールの戦いのつもりで」と、意気込みを語った。

ルイジアナ州のバトンルージュ高でキャプテンを務めたリードは、2012年12月にPGAウェストで開催された6ラウンドのQスクールで勝ち残り、昨季のツアー出場権を獲得した。

「2日目を終えた時点で130位くらいだったかな。残りの4日で18アンダーを記録した。最終日の最終ホールで迎えた1メートルのパットは、今までで一番緊張した瞬間になった」

3日目までリードと同組だったトミー・ゲイニーは、3日続けて「74」とし、出場者155名中150位で、首位のリードとは33打差だった。

ゲイニーは同組だったリードの好調について「もし自分がパトリックなら、多分、宝くじを買うかな。本当に良いショットを続けているし、やろうとしていることを全てやれている。今の状態なら、誰も彼には勝てないよ」と語った。

情報提供:PGA TOUR

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