2013年 プレジデンツカップ

怪しい雲行きと、接戦の続くプレジデンツカップ

2013/10/05 17:52

By PGATOUR.COM wire reports

雲だらけの天気の中で、ひとつはっきりしてきたことがある。ジャック・ニクラスが造ったこのコースは、バーディのために造られた様なコースであるということだ。

グリーンは米国ツアーの中でも最も綺麗な部類で、しかも雨のおかげで柔らかくなっている。ヨーロッパ以外の全大陸から集まった最高の選手24名にとって、ミュアフィールドビレッジはチャンスに溢れている。

一緒に組んで4戦目にして初めて敗戦を喫したミケルソンとブラッドリーは、序盤から遅れを取り、これ以上差を広げられないためにも、ブラッドリーはいくつかの重要なパットを成功させる必要があった。パー5の5番でミケルソンが15フィートからのイーグルパットを沈め、ここで相手組と並んだ。

しかし、彼等はそこから一気に加速した。バックナインでは、3連続バーディで3ホールを立て続けに勝利した。

ミケルソンは13番で、グリーンのすぐ外からピッチショットでホールを狙った。真っ直ぐ転がすだけで良かったが、ボールはホールに当たり4フィート離れたところへ転がってしまった。ブラッドリーは14番でパーパットを外し、ボギーを叩いた。15番ではバーディとしたがこのホールは引き分けた。

それでも彼等は、オルタネート方式の15ホールで、バーディ6つとイーグル1つを奪った。

デ・ヨングとエルスは最初の3ホールで2つのバーディを奪った。そして、対戦相手のメイハンとハースには全く隙を与えなかった。彼等はひとつのホールも落とさなかった。

「アーニーは僕のことばかり持ち上げてくれるけど」今回が初の「プレジデンツカップ」出場のデ・ヨングは話した。「一緒にプレーして彼ほど落ち着かせてくれる選手を、僕は知らないよ。あんなに正確なショットを打つ殿堂入り選手と一緒にプレーできて光栄だね」。

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