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悪夢から2年。J.ダフナーが全米プロで雪辱

By PGATOUR.COM staff

最終盤の4ホールで3ストロークのリードをふいにし、プレーオフの末に敗れた全米プロから2年、ジェイソン・ダフナーは最終ラウンドで「68」の好スコアを叩き出し、今度こそワナメーカー・トロフィーにその名を刻んだ。

「まだ実感が湧かないよ」と第一声を口にしたダフナー。「自分が優勝したことがいまだに信じられない。2年前のこの大会でキーガン(ブラッドリー)にプレーオフで負けたところから、今回こうして勝利できて最高の気分だ」と優勝を喜んだ。

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2日目にメジャータイ記録となる「63」をマークしたダフナーは、オークヒルCCでの4ラウンドを通算10アンダーで終え、同組でプレーしたジム・フューリックを2打上回った。2度目のメジャー制覇を目指したフューリックは最終日を「71」で終えた。

全英オープンで2位、WGCブリヂストンインビテーショナルで2位タイだったヘンリック・ステンソンは、最終ラウンドを「70」でラウンドし、通算7アンダーで3位フィニッシュ。ステンソンと同じくスウェーデン出身のジョナス・ブリクストは、自身2度目のメジャーで単独4位に入った。

ダフナーは2年前、アトランタ・アスレチッククラブでキーガン・ブラッドリーに圧倒的優位を覆され、3ホールのプレーオフの末に敗れる前、2日目と3日目終了時点では首位タイに立っていた。今回は、首位のフューリックを1打差で追う状況で最後日に入ったが、4番、5番の連続バーディでリードを奪うと、それを手放すことはなかった。

「自信を持ち、ベストを尽くして積極的にプレーし、優勝を目指していた。怖がったり、弱々しくプレーしたりするつもりはなかったよ。この優勝は自分のキャリアの大きな一歩になった」とダフナーは振り返った。

ダフナーは控えめにガッツポーズをした後、妻のアマンダ、そしてブラッドリーと抱擁を交わした。過去21度のメジャー大会で19人目のチャンピオン。通算3勝目だった。

情報提供:PGA TOUR

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