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「ザ・プレーヤーズ選手権」デビュー戦でコースレコードに並んだR.カストロ

「タイガーは午前中まだスタートしていなかったからね。ギャラリーは他の面白い何かを期待していたはずさ」ロベルト・カストロはそう話した。そして彼は、ギャラリーの期待に見事に応えてみせた。「ザ・プレーヤーズ選手権」の初日、今回が大会初出場となる27歳のカストロは、TPCソーグラスのコースレコードタイとなる「63」で回り、9アンダーとした。

ジョージア工科大学出身で、傑出した才能を持つ彼は、1992年にフレッド・カプルスが、そして1994年にグレッグ・ノーマンがそれぞれマークしたコースレコードに並んだ。彼はまた、大会が1982年にここTPCソーグラスに移されて以降、難易度の高い16、17、18番ホールの全てでバーディをマークしてラウンドを終えた史上75人目の選手となった。

彼はそして、過去に2002年のクレイグ・パークスが成し遂げて以来となる、大会初出場での優勝に挑む。

「まさにゴルフ教室のようだったよ」カストロと一緒に回ったジェイソン・ボーンはそう振り返った。「美しかった。あんな63ストロークは見たことがなかったね。もしチップインや、バンカーから直接カップインがあれば、もっと彼のスコアは伸びていたかもしれない。でも、63は彼にとってこれ以上ない最高のスコアだろうね」

それは決して誇張した言い方ではない。カストロは午前中の穏やかなコースにて、14ホール中13ホールでフェアウェイを捕え、また18ホール中15ホールでパーオンさせた。さらに6度のアプローチショットをピンそば5フィートにつけた他、10回のワンパットを含め初日トータルで26パットしかしていない。

「彼のアイアンは本当に素晴らしかった」もう一人の同組だったジミー・ウォーカーもそう話した。「あんな素晴らしいアイアンは見たことがないよ。僕もロースコアを出したことはあるけど、まるで比較にならないよ。彼は本当に波に乗っていたね」

バックナインからスタートしたカストロは、17番ホール(パー3)で19インチからバーディを奪うと、18番ホール(パー4)でも23インチのパットを沈めてバーディを重ね、スコア「31」で折り返した。更にその前の16番ホールでも、65フィートを2パットで沈めバーディを奪っていた。

そして彼は、そこで止まることはなかった。2番ホール(パー5)では4フィートのパットを沈めてイーグルを奪い、単独首位に躍り出た。

「それまでは特に意識していたわけではないけど、最初の10ホールが終わったところで5アンダーとしたところで、以前に1ホールおきにバーディを取ろうと心掛けロースコアを出したラウンドのことを思い出したんだ」とカストロは言った。「最初からそう狙っているわけではなかったけど、常にアグレッシブに、そしてペースを守ってプレーしようと心掛けたよ。そして2番ホールをイーグルとした時に、11ホールを終えて7つバーディを奪ったたことを意識した。目標としていた1ホールおき(50%)よりも高い割合でバーディが取れていたわけだからね」

「でもここはその時とは違うコースだからね。2番ホールを終えた時にそう考えて以降は、もうそのことはあまり意識しなかったよ」しかし彼の勢いは止まらず、4番と6番ホールでいずれも2フィート以内からのパットを沈めバーディを加えた。そして最終ホールの9番(パー5)では新コースレコードをかけた13フィートのバーディパットに挑んだが、これは決まらずこのホールはパーとした。

今日のようなラウンドをかつて経験したことがあるか、という問いにカストロは「ウェッジしか使わないショートコースではあったかもね。でもこのような公式なコースでは初めてだよ。今日は本当に楽しいラウンドだった」

これで彼は、2位のロリー・マキロイザック・ジョンソンに3打差をつけての単独首位で初日を終えた。「このコースであのプレーは本当に素晴らしかったよ」とボーン。もっとも、一日を通して5フィート以上のパットを2回しか打たなかったことを考えると、今日のカストロは「素晴らしい」以上の出来だったといっても過言ではないだろう。

「彼は15フィートくらいのパットも決めていたね。スコアを更に2、3打縮めていたかもしれない」と、さらにボーンは言う。ウォーカーは「今日は彼にとって、まさに波に乗っていた日ということだね」と加えた。

カストロは、ここ数週間とても良い感触でボールが打てていたことから、近いうちにこんなラウンドが来るかもしれないという手応えを、少なからず感じていたようだ。もっとも、そう感じていたのは彼ひとりだけだっただろうが。今季は14試合に出場しているが、直近5試合中3試合で予選落ちするなど、半分以上の試合で予選落ちしている。直近2試合の出来も決して良いものではなかった。ニューオリンズでは47位タイ、クエイルホローでは65位タイだった。直近15ラウンドで60台のスコアを出したのはたった1度だけだ。

一方で、このTPCソーグラスでロースコアを出したのは彼だけではなかった。午前中のラウンドとなった組の半分がアンダーパーで回り、そのうち18人は3アンダー以上のグループにつけている。

それでもカストロは、彼の大好きなバンドであるザ・ビートルズのように、一躍脚光を浴びることとなった。彼は5度の優勝経験のあるイーゴルフツアー、そしてフーターズツアーを経て参戦したPGAツアーにおいて、2年少々で出場した42試合で10位以内に入ったのはたったの1度だけだ。

カストロが、ボビー・ジョーンズ、そしてタイガー・ウッズと共にフォーサムのラウンドを一緒にプレーすることを夢見ているというビートルズのジョン・レノンはかつて「君は誰かなんてことは誰にも決めることはできない。君は君なんだから」と言っている。

今週の残りで何が起こるかはわからないが、彼は少なくとも今日、歴史の一部となった。

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情報提供:PGA TOUR

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