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新米パパ、スターリングスのゴルフ奮闘記

生後6週間となる彼は、目に入れても痛くないほどかわいい。生まれたばかりのこの男の子は、パパとママさえすぐ傍にいてくれれば、どんなホテルでも夜通しぐっすり眠れるようだ。そしてこの子は、幸運をもたらすラッキーボーイでもある。

スコット・スターリングスと彼の妻ジェニファーは、彼らの第一子をPGAツアー生活に早く慣れさせようと考えた。今週の「シェル・ヒューストンオープン」は、新たに父となったスターリングスにとって今季3試合目のツアーだが、彼は“息子が幸運のお守りになっているのでは”と思い始めているようだ。

「今回、僕たちはこの子を連れて来ようと決めたんだ。以前とは全く違う状況になったね」と、スターリングス。新人パパのスターリングスは、今季最初の2試合で予選落ちしていた。しかし今週は2日目を終え5アンダーと健闘。決勝ラウンド進出に向け、混戦の真っただ中にいる。

「これまではずっと僕とジェニファーだけだったけど、今はこうして赤ちゃんと3人でツアーを回っているんだ」と、スターリングス。ここ2週間は、父親としての仕事をさほどできなかったが、今週はすべてが上手くかみ合っている。初日は「70」、2日目は「69」でラウンドしたが、特に2日目はあの突風が一瞬遅れて吹いていれば「68」でホールアウトできたかもしれない。

最終18番ホールでのこと。残り185ヤード地点からのショットを放った瞬間、彼のボールは突風に見舞われ、グリーンをとらえることができなかったのだ。

“もっと強いショットを打てばよかったが仕方ないさ”と言わんばかりに、スターリングスは肩をすくめたジェスチャーを見せた。彼は、クリントン基金との共催で行われたヒューマナ・チャレンジで4位タイに入って以来の高順位で、決勝ラウンドへコマを進める。今の彼には夫として、父として、そしてツアープロとしての微妙なバランスが求められていることは百も承知だ。

「僕はいろんな人格として物事をうまく進めることを覚えなくちゃいけない。バカな亭主や父親にはなりたくない。間抜けなゴルファーにもなりたくなりからね」と、スターリングス。

フィン(スターリングスの第一子の名前)はと言えば、彼はよく食べ、よく眠る。

フィンという名前は、ジェニファーが妊娠7か月半の時に気に入って付けた名前だ。スコットは反対しなかった。あだ名を考えるのが好きな彼のキャディのフランク・ウィリアムズは、フィンという名前は野球のショートに適した名前だ、と早くも冗談を言っている。

もちろん、ゴルファーとしても可能性はあるだろう。その前に、フィンはこのツアー生活に早く順応することができるだろうか。そして、この子のお気に入りのツアーは一体どの場所だろうか?

「もちろんここに決まっているよ。だって父親が、ようやく良いプレーができた場所なんだから」。スコットは笑顔で語った。

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情報提供:PGA TOUR

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