M.クーチャーが初優勝!H.メイハン連覇を逃す
2013年 WGC アクセンチュアマッチプレー選手権
期間:02/20〜02/24 場所:リッツカールトンGC(アリゾナ州)
WGCアクセンチュアマッチプレー選手権 決勝戦、3位決定戦レビュー
3位決定戦はJ.デイとI.ポールターが激突
決勝戦に先んじて行われた準決勝で不安定なショットで負けを喫したジェイソン・デイ(オーストラリア)は、3位決定戦でイアン・ポールター(イングランド)を相手にこのマッチプレーでのベストゲームを見せ、盛り返した。
ポールターを下したデイは3位となり、615,000ドルを獲得。この大会3回の通算成績を8勝3敗とした。ポールターは通算9回出場し、成績は22勝11敗。優勝が1回、今年は2度目の4位となった。
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3位決定戦は、両者ともに自らをコントロールして試合を進めた。ポールターは1番で、4番もパーでポイントを奪い、6ホールを終えて2アップとした。
しかし自信を持ってスタートしたデイは、直後の7番から3ホール連続でアップをもぎ取る。最初と最後はパー、間の8番ではバーディを奪い、2ダウンから一気に1アップと逆転した。
オーストラリア人のデイは、10ホールを残した時点でリードを保っていた。しかしそこから簡単にはいかなかった。バック9では2つのロングホールで勝利し、3アップとしたのだが、決められるところでバーディを取っておけば、残りのホールはもう少し楽にプレーできたに違いない。
デイは16番と17番で連続ボギーとしてしまい、ポールターにわずかな望みを残してしまう。結局1アップで勝利したのだが、9フィートのパーパットを決めたとき、ポールターが7フィートのパットを決めていれば、延長戦へ突入する可能性すらあったのだ。まさに薄氷の勝利だった。
「序盤は3ホール連続で勝ったりして、最初の9ホールは互いに笑いながらプレーしていたんだ。折り返しの10番から、ようやく本気モードに入ったよ」。デイはこう応えた。「敗れたとはいえポールターは16番と17番で本当に見事なパーを奪ったよね」。
【スコアカードの成績】
デイは3バーディ、3ボギー。ポールターは2バーディ、4ボギー。
【ホール別勝敗結果】
デイは5ホールでポイント、ポールターは4ホールでアップを奪った。