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2019年 AT&Tバイロン・ネルソン選手権
期間:05/09〜05/12 場所:トリニティフォレストGC(テキサス州)

15ホール目で初バーディ 松山英樹はグリーン上で流れ作れず

◇米国男子◇AT&Tバイロン・ネルソン 2日目(10日)◇トリニティフォレストGC(テキサス州)◇7371yd(パー71)

首位に4打差の22位から出た松山英樹は2バーディ、1ボギーの「70」で回り、通算5アンダーの27位に後退した。チャンスを仕留めきれず、初バーディを奪うまでに15ホールを要し、首位とは11打差に開いた。

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厚い雲が覆ったリンクススタイルのコースは風が吹き、まるで「全英オープン」のよう。例年は気温が30度以上になる5月のダラスでは珍しく、11度まで冷え込んだ。「上着を2枚着てゴルフをするのは初です。最後まで脱がなかった」。しっかり防寒対策をした松山は、午前7時30分にティオフした前半からチャンスを作った。

前半14番(パー5)では、ピン手前6.5mに2オンさせた。「すごく良い感じで打てていた」というファーストパットが1.5mオーバーすると、返しを外して3パットのパー。「これを外して、なかなか思うように打てなかったというのはある」。続く15番は2m、16番も5mのチャンスを生かせず、3年前に新設されたバミューダ芝のグリーン上で最初のバーディが遠かった。

折り返し後の1番(パー5)でもバーディを逃すと、グリーンを外した3番でボギーを先行させた。118ydから1.5mに絡めた後半6番で、ようやく初バーディ。8番(パー3)では下りの4mを入れる終盤の粘りで、アンダーパーで終えた。

「悪いストロークで外れるところは良くなかったけど、良いストロークで外れるところもあった。その差が大きかった。良いときに外れるのは仕方ないと、割り切りをしっかりしないといけないと感じていた。特に後半は(パターが)うまく打てていなかった部分がある。そこはあすに向けて調整したい」。この日のスコアに対するパット貢献度は-1.755。ホールアウト後は、すぐにクラブハウス前にある練習グリーンに向かった。

パー3を除く14ホール全てフェアウェイをとらえたティショットは「ミスは少なかった」と評価。アイアンについては「ピンを狙うと緩んだりする。そこがなければ、もっと良いショットが打てると思う」と冷静に振り返った。この日のベストスコア「61」をマークした首位カン・スン(韓国)が抜け出した形だが、まだ36ホールを残している。「少しずつは良くなってきている。早く形にして、しっかり伸ばして良い位置で終われるように」と力を込めた。(テキサス州ダラス/林洋平)

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