最新!男子ゴルフ世界ランキング
2019年 AT&Tバイロン・ネルソン選手権
期間:05/09〜05/12 場所:トリニティフォレストGC(テキサス州)
悩めるスピースは世界40位割れ目前「数字ほどはひどくない…」
◇米国男子◇AT&Tバイロン・ネルソン 事前情報(8日)◇トリニティフォレストGC(テキサス州)◇7371yd(パー71)
2015年に1位になった世界ランキングは、現在39位。ジョーダン・スピースは2017年「全英オープン」を最後に優勝から遠ざかり、6年ぶりにランク40位を割りそうなほど下降線をたどる。通信大手AT&Tと契約を結ぶ25歳は地元でのスポンサー大会開幕を翌日に控え、会見した。
昨季は平均パット数が全体83位の「29.09」と、得意のパッティングですら不調にあえいだ。一方で、今季は8位の「28.05」。スコアに対するパット貢献度は昨季の123位「-0.034」から50位「0.321」と徐々に改善されつつある。
現状の課題は「-0.705」で全体205位のティショットのスコア貢献度だ。ただ、同指標が測定されないラウンドもあり、今季16回マークした60台のうち、6回はスタッツに反映されていない。「数字ほどは、ひどくないと思っている。勝ててはいないけど、徐々に前進している感覚がある」と主張した。
テキサス州ダラスの地元紙によると、そんなスピースについて“帝王”ジャック・ニクラスは前週、「彼は賢い。いま置かれている状況を理解しているはずだ。がまんのときだ。きっと大丈夫だろう」と話したという。
次週のメジャー第2戦「全米プロゴルフ選手権」では、史上6人目のキャリアグランドスラムがかかる。「自分の力を疑うことはないし、厳しい時期も受け入れているよ。忍耐強くやっていく」。まずは今季初のトップ10を目指したい。(テキサス州ダラス/林洋平)
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