米ツアー本格参戦からひと回り 小平智が思うこと
2019年 マスターズ
期間:04/11〜04/14 場所:オーガスタナショナルGC(ジョージア州)
小平智は61位「悔しい」 次週は連覇のかかる米ツアー大会
◇メジャー第1戦◇マスターズ 最終日(14日)◇オーガスタナショナルGC(ジョージア州)7475yd(パー72)
2オーバー50位タイで2年連続の最終日を迎えた小平智は2バーディ、6ボギー「76」と崩れ、通算6オーバーの61位で終えた。インスタートの“裏街道”で巻き返せず、後半アウトでさらにスコアを落とし「悔しい、のひとことですね」と肩を落とした。
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小平は前日3日目、不満を抱える1Wでのティショットを2ホールに制限。この日は「まあまあ、使いました」というが、「どこに曲がってもいいという気持ちで、“マン振り”(全力でスイング)していました」と現状打破に必死だった。復調の糸口をつかめないまま、下位で終戦。「調子は悪くないのにうまく行かないのがもどかしい。去年は初めてで、挑戦する気持ちで何もかも初めてだった。あっという間に1週間が終わった感じだった」と、悩みぬいた4日間を振り返った。
「僕は1Wが生命線というか、武器なので」という。イメージ通りの打球を出せない苦しみが続く。米ツアーで1年間戦い、ショートゲームやアイアンショットの上達は実感できる。「こんなゴルフで予選を通ったのは成長を感じる」が、今はそれだけでは納得できない。
次週の「RBCヘリテージ」は昨年、初勝利を飾った試合。両サイドに木々が並ぶシーサイドコースで日本人史上5人目の米ツアーチャンピオンになった。「来週は1Wをバンバン使うコースじゃない。ちゃんとマネジメントを組みたてて優勝したいと思います」と、懸命に気持ちを切り替えた。(ジョージア州オーガスタ/桂川洋一)
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