帝王が認めた“世界最高のパー4” ティショットの狙いは
2019年 ジェネシスオープン
期間:02/14〜02/17 場所:リビエラCC(カリフォルニア州)
「僕らは互いを意識してきた」ウッズがミケルソンの44勝目を称賛
◇米国男子◇ジェネシスオープン 事前情報(13日)◇リビエラCC(カリフォルニア州)◇7322yd(パー71)
タイガー・ウッズが、前週「AT&Tペブルビーチプロアマ」で優勝した48歳のフィル・ミケルソンを称賛した。両者は今週、「ジェネシスオープン」に出場する。
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ミケルソンはペブルビーチGLで大会歴代最多に並ぶ5勝目をマークした。日没順延により2日間にわたった最終ラウンドで逆転に成功、今季初勝利を飾った。「フィルが長い時間、継続的にやってきたことは尋常なことではない」とウッズ。20年以上にわたって、世界の第一線で活躍していることに感嘆した。
今年6月に49歳になるレフティは「キャリアで今が、一番スイングスピードが速い」とまで言った。ウッズは「年を取ってヘッドスピードを上げるのは簡単じゃない。普通じゃない。だからこそ彼はまだ飛ぶ選手のひとりであり続けている。それにパッティングにも適応した」と、衰えぬパワーと、近年のグリーン上での精度向上がミケルソンの調子を維持していると見る。「昨年、彼が47歳でWGCメキシコ選手権を勝って、僕にも自信が湧いたんだ」。盟友の活躍が昨年9月「ツアー選手権」で挙げた自身の復活優勝につながったと認めた。
「昔、アーノルド・パーマーとジャック・ニクラスが、いつも互いのスコアを気にしてリーダーボードを見ていたという話を聞いたのを覚えている。『あいつはどこにいる?』って言っていたんだろう。フィルも同意してくれると思うけど、僕らもいつも互いがボードのどこにいるかを見てきた。競い合うことは楽しみなんだ」。昨年43歳になったウッズは、長年のライバル意識を隠そうとしなかった。(カリフォルニア州パシフィックパリセーズ/桂川洋一)