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小平智 ハードなグリーンに苦労「ズルズル崩れた」

◇米国男子◇ウェイストマネジメント フェニックスオープン 3日目(2日)◇TPCスコッツデール(アリゾナ州)◇7261yd(パー71)

64位タイでムービングデーに入った小平智は5バーディ、6ボギーの「72」で回り、通算イーブンパーの70位タイに後退した。連日の晴天で硬くなったグリーンに苦しめられ、ショットでチャンスを作れなかった。

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2019年に入って初めて迎えた決勝ラウンドは、インスタートの最後の組に入った。他の組が3人で回るのに対し、小平とビュー・ホスラーは2サムでプレー。ホールごとに待機する時間を余儀なくされ「だいぶ時間が余っていたので、きつかったですね」という。

スコアをひとつ伸ばして折り返したが、後半アウトで2バーディ、4ボギーと出入りが激しくなった。2つのパー3(4番、7番)ではティショットがいずれもグリーンオーバー。「風が少し強く、後半はグリーンが結構、乾いていたので(ボールが)止まらなかった。アジャストがうまくいかなかったのでズルズル崩れていってしまった。どのくらい転がるかが把握できていなかった」。ショートゲームも振るわず、下位を抜け出せなかった。

最終9番で7mの下りのバーディパットを沈め、「気持ちがつながったパットだった」という。「あしたはボギーを少なくしてバーディを取っていきたい」。3日目の段階で、最終日は雨の予報。適応力が再び問われる。(アリゾナ州スコッツデール/桂川洋一)

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