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距離感に戸惑いも…今平周吾はトップ10を目標

◇米国男子◇ソニーオープン in ハワイ 3日目(12日)◇ワイアラエCC(ハワイ州)◇7044yd(パー70)

前日までのショットの安定感を欠いた今平周吾は「71」と落とし、7位から通算7アンダーの27位に後退した。飛距離差のある同組2人のクラブ選択に戸惑い、首位とは11打差。トップ10入りを現実的な目標とし、「あすに望みはある」と口にした。

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同組のハドソン・スワッフォードキース・ミッチェルが1Wを握ると30ydほど離された。ただ、「アイアンの番手は、あんまり変わらなかった」。前半4番(パー3)では、1番手違うだけのクラブを持つ2人を見て「距離感が分からなくなった。不安になった部分もある」とグリーン左バンカーに外し、ボギーを先行させた。

「たまに出るミスが、大きなミスになった。力が入って左につかまった。きのうまでと感覚が違った」。その後もボギーを重ね、一時5アンダーまで下げた。フェアウェイバンカーから4mに乗せた16番でバーディを奪い、最終18番(パー5)をバーディで締めた。

優勝争いからは脱落したが、世界ランキング50位以内(現在53位)に入ると、今後の米ツアーにスポット参戦できる可能性が増える。将来的に米ツアー本格参戦を望む26歳は「ゼロには戻せなかったけど、きょう1オーバーにはできた。もっと悪くなるところも耐えられた部分はある。あすは、伸ばせるだけ伸ばしたい」と意気込んだ。(ハワイ州ホノルル/林洋平)

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