小平智の米ツアー19年初戦 昨年優勝者34人が出場
2019年 セントリートーナメントofチャンピオンズ
期間:01/03〜01/06 場所:プランテーションコースatカパルア(ハワイ州)
小平智はカパルアで19年初戦へ「きちんと戦える基盤を」
◇米国男子◇セントリートーナメントofチャンピオンズ 事前(2日)◇プランテーションコースatカパルア(ハワイ州)◇7518yd(パー73)
昨年のツアー優勝者だけが出場できる2019年初戦を前に小平智は「レベルは高いけど、そこを楽しみながらやりたい」と意気込んだ。
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年末にハワイ入りし、きょうのプロアマ戦を含め計2ラウンドを事前に回った。海外で年を越すのは初といい、日本との気温差に「年を越した気がしない」 と苦笑い。 先月23日までタイで親善試合に出場しており、「今回は(事前に)ゴルフをしていたので、調子はだいぶ上がってきた」と話した。
昨年4月に「RBCヘリテージ」を制し、今大会に初出場する。世界ランキング1位のブルックス・ケプカ、昨年覇者ダスティン・ジョンソン、ロリー・マキロイ(北アイルランド)らの顔ぶれに気持ちは高まる。激しい傾斜のバミューダ芝のグリーンには「難しいし(ショットなどの)調子以外の部分で左右されそうな感じはある」と警戒する。7518yの総距離やパー73のセッティングなどに関しては「初のコースになるので、あんまり考えすぎないでやる。難しいアウトを耐えてインにつなげたい」と自然体だ。
12月の国内ツアー最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」で優勝した。それ以前に今季主戦場で出場した3試合は、すべて40位前後だった。「(今季出場した米ツアーの)ラスベガスや中国のときも悪いゴルフをしている感じではなくてもあの順位だった。自分の中でギャップがあった」。日米ツアーのレベルの差を充分に認識しつつ、結果を出したことに「あの優勝は本当にデカい。少し自信を取り戻した感じです」。
328.2ydで今季平均飛距離1位キャメロン・チャンプと2サムの初日は、「マン飛びなんでね。見ないようにしますよ」。今年の目標を早く2勝目を挙げたいしながら、「米ツアーにしっかり馴染んで、きちんと戦える基盤を作りたい」と口にした。(ハワイ州カパルア/林洋平)