アイアンが折れちゃった 小平智はアクシデントに負けず
2018年 WGC HSBCチャンピオンズ
期間:10/25〜10/28 場所:シェシャンインターナショナルGC(中国)
最終日「78」 小平智は次週ラスベガスへ
◇世界選手権シリーズ◇WGC HSBCチャンピオンズ 最終日(28日)◇シェシャンインターナショナルGC (中国)◇7261yd(パー72)
1アンダー22位タイから出た小平智は4バーディ、6ボギー2ダブルボギーの「78」と崩れ、通算5オーバーの37位タイで4日間を終えた。3日目に破損したアイアンを修理して臨んだが、「なかなかうまくいかない一日でした」と肩を落とした。
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前半6番(パー3)で第1打がグリーン手前の池に転がり落ちてダブルボギー。8番(パー5)は第2打が右サイドの深いラフにつかまり、3連続ボギーのきっかけになった。バックナインでバーディを3つ奪ったものの、「アンラッキーが多かったし、行くところすべて悪いところばかり」とこぼす。前回出場した2015年大会は71位。「少しは成長できたと思えるけれど、今年はずっと風が吹いていて難しかった」と、ため息をついた。
前日、バンカーショットの際にシャフトが折れた8Iは、メーカー担当者がその日のうちに修復。ただ、小平が普段使う製品は手に入らなかったという。「元のモノには戻っていない。違和感?一応、ありますね」と不運を嘆いた。
米ツアーを主戦場とする小平にとっては、このWGCもポイントレースで争う年間スケジュールの一試合。次週は米国本土に飛び、ラスベガスで「シュライナーズホスピタルforチルドレンオープン」(ネバダ州TPCサマリン)に出る。「遠いけど、楽しみです。初めて出る試合なんで」。気持ちを早々に太平洋の向こうにやった。(中国・上海/桂川洋一)
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