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スピースは6年連続の最終戦進出逃す ツアーから罰則も

◇米国男子◇BMW選手権 最終日(10日)◇アロニミンクGC(ペンシルベニア州)◇7237yd(パー70)

ジョーダン・スピースはプレーオフ第3戦を55位で終え、フェデックスカップランキングは大会前の27位から31位に後退した。最終戦「ツアー選手権」の6年連続出場を逃した。PGAツアーの規定する年間の出場義務試合数に達しないことが確定し、罰則を科される可能性が出てきた。

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プロ転向した2013年から、スピースが最終戦に進出できなかったのは初めてとなる。39位から巻き返しを目指した最終ラウンドは、順延した前日に痛めた手を気にしながらプレーした。出場圏内からはじき出され、「これまで自分の運命をコントロールしてきたけど、今週はそれができなかった」と落胆の色を隠せなかった。

この敗退により、PGAツアーの規定する25試合の義務試合数に届かなくなった。スピースは米選抜として出場する予定の「ライダーカップ」(28日~)を含め、今季24試合の出場になる見通しだ。過去4年間出場していない大会に出ることで義務試合数は免除されるが、スピースは「毎年新しい大会に出ようとは思っているけど(スケジュール的に)かなり厳しかった」と説明した。

PGAツアーは罰則を科すかどうか決定していないが、スピースは「罰金になるか、秋に数試合出場する形になるのではないかと思う。ツアー側と話をしたけど、本当に自分はこのような状況になると思っていなかった」と悔やんだ。「どんな罰でも受け入れるつもりでいる」という。(ペンシルベニア州デラウェア/林洋平)

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